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授業科目名
統合臨床医学4免疫/アレルギー/血液
担当教員
川村 龍吉
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DMF312 6 3 後期
<授業の概要>
・主要な感染症の疫学、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。
・アレルギー性疾患・免疫不全疾患の病態生理を理解し、症候、診断と治療を学ぶ。
・血液・造血器・リンパ系の構造と機能を理解し、主な疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。
・これらの領域に関連する基本的臨床技能(臨床推論、医療面接、基本的臨床手技)を身につける。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>医学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門医学知識と問題対応能力
B診療技術と患者ケア
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
医学
1感染症、免疫、アレルギー、血液疾患の発生頻度、病態、症候、診断、治療法、および予後について説明できる。A
2上記の疾患に関する臨床推論、医療面接、基本的臨床手技を的確に行うことができる。B
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
150%医学的知識および問題解決能力を筆記試験にて評価する。
250%臨床推論についてはグループワークのプロダクト、医療面接・基本的臨床手技については実技評価表に基づいて評価する。
合計100% 
<授業計画>
一般目標(GIO)
・主要な感染症の疫学、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。診断と治療に必要な病原微生物、感染臓器と治
療薬の関係性を理解する。
・自己免疫疾患・アレルギー性疾患・免疫不全疾患の病態生理を理解し、症候、診断と治療を学ぶ。
・血液・造血器・リンパ系の構造と機能を理解し、主な疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を学ぶ。

到達目標(SBOs):医学教育モデルコアカリキュラム平成28年版を参照のこと
https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2017/06/28/1383961_01.pdf
・D-1 血液・造血器・リンパ系
・D-3 皮膚系(一部)
・D-6 呼吸器系(一部)
・E-2 感染症
・E-3 腫瘍(一部)
・E-4 免疫・アレルギー 

筆記試験:本試験:12/10(火) 3時限、追・再試験:12/24(火) 3時限

臨床演習(グループ学習): 12/12(木) 1-2時限、12/12(木) 3-4時限、12/13(金) 1-2時限

講義:最新の講義予定表はcoyoteを参照のこと。講義情報はCNS、Moodleに随時掲載します。

【免疫学】
・免疫学総論 [中村 勇規]

【微生物】
・小児ウィルス感染症の原因ウィルス [森石 恆司]
・皮膚感染症の原因微生物 [森石 恆司]

【薬理】
・抗血栓薬 [繁冨 英治]
・抗炎症薬 [本間 信生]
・血液疾患治療薬 [本間 信生]

【人体病理】
・リンパ腫の病理① [大石 直輝]
・リンパ腫の病理② [大石 直輝]
・骨髄の病理① [大石 直輝]
・骨髄の病理② [大石 直輝]
・がんゲノム [大石 直輝]

【皮膚科】
・真菌感染症 [原田 和俊]
・アトピー性皮膚炎 [三井 広]
・性行為感染症 [三井 広]
・水疱症,膿疱症 [三井 広]
・湿疹皮膚炎,紅皮症,蕁麻疹 [小川 陽一]
・皮膚の老年医学 [川村 龍吉]
・ウイルス感染症 [川村 龍吉]
・細菌感染症 [川村 龍吉]
・AIDS [川村 龍吉]
・悪性黒色腫 [武藤 容典]
・癌免疫療法 [武藤 容典]

【血液内科】
・免疫性血小板減少性紫斑病および血小板疾患 [桐戸 敬太]
・骨髄異形成症候群 [桐戸 敬太]
・慢性骨髄増殖性疾患 [桐戸 敬太]
・多発性骨髄腫とその類縁疾患 [桐戸 敬太]
・慢性リンパ性白血病,成人T細胞性白血病,血球貧食症 [山本 健夫]
・巨赤芽球性貧血,溶血性貧血 [川島 一郎]
・血液疾患に伴う感染症 [中嶌 圭]
・再生不良性貧血・PNH [中嶌 圭]
・鉄欠乏性貧血 [田中 勝]
・急性白血病(成人)[田中 勝]
・悪性リンパ腫 [田中 勝]

【小児科】
・急性白血病(小児)[犬飼 岳史]
・出血性疾患(小児)[犬飼 岳史]
・白血病と貧血の基礎知識,貧血を生じる疾患と臨床推論 [犬飼 岳史]
・ウイルス感染症(小児科領域) [康井 洋介]
・造血幹細胞移植,免疫不全 [合井 久美子]
・小児免疫異常,膠原病 [合井 久美子]
・細菌感染症(小児科領域) [小鹿 学]
・貧血(小児) [赤羽 弘資]
・小児の悪性腫瘍,悪性リンパ腫 [赤羽 弘資]
・小児アレルギー性疾患(アトピーと喘息) [池田 久剛]

【外科2】
・外科手術と感染症 [白岩 聡]
・小児固形腫瘍 [蓮田 憲夫]

【耳鼻咽喉科】
・扁桃の機能と病巣感染ならびに咽頭疾患 [松岡 伴和]
・鼻副鼻腔疾患の診断と治療(1)[代永 孝明]
・上気道感染症の診断と治療 [代永 孝明]
・鼻副鼻腔疾患の診断と治療(2)(味覚・嗅覚障害含) [櫻井 大樹]

【歯科口腔外科】
・歯性感染症,嚢胞,腫瘍 [吉澤 邦夫]

【放射線科】
・悪性リンパ腫の画像診断と放射線治療 [伊丹 純]
・小児腫瘍の放射線療法 [荒屋 正幸]

【輸血細胞治療部】
・血液型と輸血 [高野 勝弘]
・一般血液および血液形態検査 [高野 勝弘]

【臨床検査医学】
・血小板,凝固・線溶系 [井上 克枝]
・血栓,止血の基礎知識 [井上 克枝]
・血小板造血 [江藤 浩之]

【感染制御部】
・感染制御 [井上 修]

【救急】
・敗血症の病態と治療 [森口 武史]

【臨床演習】
・臨床推論・医療面接 [板倉 淳・矢ケ崎英晃]
・基本的臨床手技(静脈採血・縫合手技)[板倉 淳・針井則一・川端健一・矢ケ崎英晃・皮膚科担当医師・臨床検査担当医師]
<教科書>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
感染症、免疫、アレルギー、血液疾患の各分野を専門あるいはサブスペシャリティーとする医師が、症例を紹介しつつ、臨床現場において必要な知識・注意点について授業を行う。
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
アンケート結果確認中