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授業科目名 中国語中級I(コミュニケーション)
時間割番号 CCM202C
担当教員名 蒋 秋菊
開講学期・曜日・時限 前期・火・I 単位数 2
<対象学生>
初級IIの単位修得者
<授業の目的>
・初級I・IIで学んだ知識や技能を土台として、中国語の特質が反映されるようなやや難易度の高い文法知識やそれを運用する技能を身につける。
・学んだ知識を活かしたコミュニケーション能力を身に着ける。
・人間の言語文化が持つ様々な創造性を体験し、精緻で深遠な言語文化への共感を基礎に、日本や外国の多様な文化を人類共有の財産として大切にする姿勢を身に着ける。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
B異文化理解と外国語リテラシー自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会のあり方について相対的視点から意見を述べることができる。
「英語」で自らの専攻分野の内容を理解し、その内容について簡単に表現することができる。
「ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語」で基礎的な内容について読み書き、口頭でのやりとり・意思疎通ができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1・中国語に特徴的な文法事項に関する知識を習得し、それらを活かしてコミュニケーションを行うことができる。B
2・中国語や中国文化に関する様々な事象について説明できる。A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
190%期末試験・小テスト/レポート・受講態度(発音・文法・語彙の3要素を、適切に運用できているか)
210%小テスト/レポート・受講態度(外国語やその文化圏に関する知識を、積極的に得ようとしているか)
合計100% 
<授業の方法>
基本的には面接授業で実施する。
演習形式で授業を進める。
事前学習を必須とする。
毎回受講者が発音したり質問に答えたりすることにより実践的訓練を行う。
面接授業を主とするが、状況によりライブ型を併用する。
面接授業:マスクを着用させ、学生間の距離はできるだけ空ける。定期的に窓を開けて換気を行う。授業前、後に手洗い・手指消毒を徹底する。
ライブ型:教員がTeams、Zoom等により毎回同時双方向で学生にライブ講義を配信する。適宜学生の思考の時間・質問等の時間を設ける。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
初級で学習した単語や知識をベースにワンランク上の文法や会話を学習し、さらに中国語と日本語の表現、中国人と日本人の発想の違いにも触れながら、自然な会話を覚えていきます。
コミュニケーションの授業の性格上、履修者全員には、積極的に取り組んでほしい。恥ずかしがらずに、なるべく習った中国語を使って一緒に楽しく会話にチャレンジしましょう。
<テキスト>
  1. 陳淑梅・劉光赤, しゃべっていいとも 中国語2 ステップアップ編, 朝日出版社, ISBN:9784255452296
<参考書>
  1. 相原茂, 作文ルール 66 日中翻訳技法, 朝日出版社, ISBN:9784255451381
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス 
事前学習
事後学習
事前学習:初級で学習した内容を復習しておく
事後学習:次週の学習内容を予習しておく
授業内容ガイダンス  第5課 「歌がお上手だね!」 単語、本文の朗読
          結果補語、様態補語を学習する
2タイトル第5課  「歌がお上手だね!」
事前学習
事後学習
事前学習:ワードバンクの単語を音読し、暗記する
事後学習:文法事項の定着のために例文づくり、ドリルを完成させる
授業内容結果補語、様態補語の復習 本文の和訳、 本文の会話を書き換えて練習する
3タイトル第6課  「家族写真」  
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語や文法を予習し、朗読する
事後学習:各文法事項での文づくり
授業内容単語と本文の朗読チェック、
「是~的構文」、比較の表現を学習する
4タイトル第6課  「家族写真」
事前学習
事後学習
事前学習:会話の朗読、和訳
次週の学習内容を予習しておく
授業内容前回の続き
文法事項の練習と会話練習会話を朗読し、そのうえでペアで会話練習と文法の応用練習をする。
5タイトル第7課  「シャツを買う」
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語と文法の予習
事後学習:文法事項の復習し定着させる
授業内容新出単語と本文の朗読の確認
方向補語1の学習、
副詞の「有点儿」、数量詞の「一点儿」と日本語の「少し」
6タイトル第7課  「シャツを買う」
事前学習
事後学習
事前学習:会話文の朗読、和訳 文法事項の復習
事後学習:、本文の会話を倣って書き換える、ドリルを完成させる、 第8課の新出語句と本文の朗読をしておく
授業内容前の週の学習内容の振り返り、会話部分朗読と和訳、そして会話練習
ワードバンクの単語を例に日常よく使うものの数え方を学習する
第8課 「誕生パーティー」単語を本文の朗読をする
7タイトル第8課 「誕生パーティー」 
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語の暗記、文法事項の予習
事後学習:文法事項の理解を深め、応用練習をする 次週の学習内容を予習する 
授業内容方向補語2と「把構文」の学習
ワードバンクの表現を使って会話練習する
8タイトル第9課  「DVDを見る」  
事前学習
事後学習
事前学習:単語と会話を朗読し、文法事項について調べておく
事後学習:本文を音読し、P51,52の例文を暗記する
授業内容本文の朗読チェック
程度補語と可能補語の学習、本文の和訳
9タイトル第9課  「DVDを見る」  11課
事前学習
事後学習
事前学習:9課の振り返り、第11課 「学園祭」の単語、本文の朗読、ポイント部分の予習
事後学習:文法の復習 文づくり、9課のドリルを完成させる
授業内容第9課の本文の和訳、会話練習
第11課 「学園祭」」単語、本文の朗読チェック
10タイトル第11課 「学園祭」
事前学習
事後学習
事前学習:会話の朗読、動詞の進行態、状態の持続について調べておく
事後学習:ワードバンクの表現を使って会話練習、ドリルを完成させる
授業内容動詞の進行態の復習、状態持続の学習
本文の朗読、和訳 書き換えて会話練習する
11タイトル第12課  「スキーをする」
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語とポイント1について予習
事後学習:存現文の構文等について復習、本文の朗読
授業内容単語と本文の音読確認、ポイント 存現文、禁止の表現について学習
12タイトル第12課  「スキーをする」
事前学習
事後学習
事前学習:文法の復習
事後学習:会話の朗読 ドリルを完成させる
授業内容前回に続き、文法の振り返り、会話の学習とペアでの会話練習
13タイトル第13課  「診察を受ける」 
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語、本文の朗読、受身表現について調べておく
事後学習:文法事項の復習、本文の会話部分の朗読
授業内容新出単語及び本文の朗読
ポイント受身表現について学習
14タイトル第13課  「診察を受ける」 
事前学習
事後学習
事前学習:会話の朗読、和訳、ワードバンクの語句を覚える
事後学習:診察を受ける時症状を説明する言い方を覚える
授業内容病院にかかる時の簡単な表現を学習
症状を説明できるように基本表現を覚える
15タイトル総括評価・まとめ
事前学習
事後学習
事前学習:前期学習事項の復習
事後学習:前期学習状況の自己点検
授業内容出題意図の説明、期末試験
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
 前年度より事前、事後の学習を強化し、常にそれを確認する。

 学生同士の自主練習の時間を増やす工夫をする。

 辞書やインターネットを駆使し、文法事項について各自で調べることによってきちんと習得することを図る。

 

 
<備考>
履修者の状況によって進度を調整する可能性がある。

課題の提出、事前事後の学習は必須。