授業科目名	生命を科学する
分類・系統
時間割番号	CAN028
担当教員名	中川　洋史／大山　拓次／小久保　晋／大貫　喜嗣／若山　清香
開講学期・曜日・時限	後期・水・II	単位数	2
＜対象学生＞
(未登録)
＜授業の目的＞
生命活動は、細胞内で生理活性物質やタンパク質等の生体分子が化学反応や相互作用を行いながら、細胞が単独で、あるいは多数集合して活動することで成立する。従って、生命を科学的に理解するためには、分子レベル、細胞レベル、および個体レベルでの解析が必要である。そこで本講義では、生理活性物質、タンパク質、微生物、動物細胞、高等生物の５つの異なる観点から、生命を科学的に理解するための方法やそれにより得られた知見、応用例を学ぶ。これにより、幅広い視点から生命を科学的に理解する。
＜本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー＞（能力・資質）
全学共通教育科目向け 記号 コンピテンシー（能力・資質） 説明   A 共通 教養 多様な知識の獲得 単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。 ◎ B 様々な学問分野の考え方 当該科目の学問分野(人文･社会･自然･健康科学等)の考え方を説明できる。 ○
＜到達目標＞  到達目標とは
目標NO 説明 コンピテンシーとの対応 共通 1 生命を科学的に理解するための方法やそれにより得られた知見、応用例などについて、生理活性物質、タンパク質、微生物、動物細胞、高等生物の５つの異なる観点から説明できる。 A 2 生理活性物質、タンパク質、微生物、動物細胞、高等生物の５つの異なる観点から、生命を科学的に理解するための考え方を説明できる。 B
＜成績評価の方法＞
目標No 割合 評価の観点 1 50% 生命を科学的に理解するための方法やそれにより得られた知見、応用例などについて、生理活性物質、タンパク質、微生物、動物細胞、高等生物の５つの異なる観点から説明できること。 2 50% 生理活性物質、タンパク質、微生物、動物細胞、高等生物の５つの異なる観点から、生命を科学的に理解するための考え方を説明できること。 合計 100%
＜授業の方法＞
教員が、山梨大学の学生には対面授業を行い、山梨県立大学の学生には当該授業のライブ（リアルタイム動画配信）講義をMicrosoft TeamsやZoom等により毎回同時双方向で配信する。 面接授業においては、新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮した形式で行うため、マスクの着用等について、教員の指示に従うこと。 授業の実施に関する情報は、適宜CNSで通知する。 適宜学生の思考の時間、質問等の時間を設ける。 教員ごとに、適切な時期にレポート（試験の場合もある）等の指示を行うので、 各教員の指示をよく聞くこと。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
この授業は下記の５部で構成されている。 〈第１部〉「生理活性物質の科学」 〈第２部〉「タンパク質の科学」 〈第３部〉「微生物の科学」 〈第４部〉「動物細胞の科学」 〈第５部〉「高等生物の科学」 講義をよく聴いて、内容を理解することが重要である。興味がわいた内容については、関連図書を読む等により、さらに深く理解することを期待する。
＜テキスト＞
(未登録)
＜参考書＞
(未登録)
＜授業計画の概要＞
1 タイトル 〈第１部〉「生理活性物質の科学」：生理活性物質の構造と生理活性 　担当：小久保 事前学習 事後学習 ・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧する。 ・事後学習として、後日レポートを提出することで、授業内容を理解する。 授業内容 生理活性物質の構造と生理活性について講義する。 2 タイトル 〈第１部〉「生理活性物質の科学」：生理活性物質の生体内動態と医薬品化学（基礎） 　担当：小久保 事前学習 事後学習 ・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧する。 ・事後学習として、後日レポートを提出することで、授業内容を理解する。 授業内容 生理活性物質の生体内動態と医薬品化学（基礎）について講義する。 3 タイトル 〈第１部〉「生理活性物質の科学」：医薬品化学（応用） 　担当：小久保 事前学習 事後学習 ・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧する。 ・事後学習として、後日レポートを提出することで、授業内容を理解する。 授業内容 医薬品化学（応用）について講義する。 4 タイトル 〈第２部〉「タンパク質の科学」：複雑な生命現象を可能とするタンパク質複合体 　担当：大山 事前学習 事後学習 ・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧する。 ・事後学習として、CNSで事前に配布した資料を完成し、授業内容を理解する。 授業内容 複雑な生命現象を可能とするタンパク質の基本構造およびタンパク質複合体について講義する。 5 タイトル 〈第２部〉「タンパク質の科学」：タンパク質分子間の機能的相互作用（プロテインネットワーク） 　担当：大山 事前学習 事後学習 ・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧する。 ・事後学習として、CNSで事前に配布した資料を完成し、授業内容を理解する。 授業内容 タンパク質分子間の機能的相互作用（プロテインネットワーク）を講義する。 6 タイトル 〈第２部〉「タンパク質の科学」：タンパク質の科学の総括評価（試験等） 　担当：大山 事前学習 事後学習 ・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧する。 ・事後学習として、CNSで事前に配布した資料を完成し、授業内容を理解する。 授業内容 タンパク質の科学について総括を行う。テストまたはレポートを行う。 7 タイトル 〈第３部〉「微生物の科学」：原核生物と真核生物の違い、微生物の種類と特徴 　担当：中川 事前学習 事後学習 ・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧する。 ・事後学習として、CNSで事前に配布した資料を完成し、授業内容を理解する。 授業内容 原核生物と真核生物の違い、微生物の種類と特徴について講義する。 8 タイトル 〈第３部〉「微生物の科学」：微生物を用いた研究手法 　担当：中川 事前学習 事後学習 ・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧する。 ・事後学習として、CNSで事前に配布した資料を完成し、授業内容を理解する。 授業内容 微生物を用いた研究手法について講義する。 9 タイトル 〈第３部〉「微生物の科学」：微生物の環境変化への適応機構、微生物の科学の総括評価　担当：中川 事前学習 事後学習 ・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧する。 ・事後学習として、CNSで事前に配布した資料を完成し、授業内容を理解する。 ・事後学習として、第３部「微生物の科学」のレポート課題を提出する。 授業内容 微生物の環境変化への適応機構について講義し、微生物の科学の総括評価を行う。 10 タイトル 〈第４部〉「動物細胞の科学」：動物細胞培養の歴史　担当：大貫 事前学習 事後学習 ・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧する。 ・事後学習として、Moodle上で実施する小テストを受験する。 授業内容 動物細胞培養がどのような歴史をたどってきたのか、樹立された細胞とその社会的背景を含めて講義します。 事前に配布する資料を授業内で完成し、授業の内容の理解を深めましょう。 11 タイトル 〈第４部〉「動物細胞の科学」：動物細胞と工業生産　担当：大貫 事前学習 事後学習 ・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧する。 ・事後学習として、Moodle上で実施する小テストを受験する。 授業内容 動物細胞が工業生産分野でどのように役立っているのかを解説します。特に、バイオ医薬品やウイルスワクチンの製造における動物細胞の活用について講義します。 事前に配布する資料を授業内で完成し、授業の内容の理解を深めましょう。 12 タイトル 〈第４部〉「動物細胞の科学」：幹細胞の歴史と再生医療　担当：大貫 事前学習 事後学習 ・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧する。 ・事後学習として、Moodle上で実施する小テストを受験する。 授業内容 組織幹細胞や多能性幹細胞を用いた再生医療分野について、細胞の歴史から実用化までを解説します。 事前に配布する資料を授業内で完成し、授業の内容の理解を深めましょう。 13 タイトル 〈第５部〉「高等生物の科学」：実験動物について　担当：若山清香 事前学習 事後学習 事前学習として、CNSで事前に配布した資料を閲覧する。 事後学習として授業内容を理解し、１５回目の講義で小テストを行う。 授業内容 実験動物としての高等動物についての理解、また実験動物の使用ルールなど全般について学習する。 14 タイトル 〈第５部〉「高等生物の科学」：実験動物を用いた実験手法について　担当：若山清香 事前学習 事後学習 事前学習として、CNSで事前に配布した資料を閲覧する。 事後学習として授業内容を理解し、１５回目の講義で小テストを行う。 授業内容 実験動物のうち哺乳類を用いた発生工学実験を中心に、最新の研究手法などを学ぶ。 15 タイトル 〈第５部〉「高等生物の科学」：発生工学と不妊治療　担当：若山清香 事前学習 事後学習 事前学習として、CNSで事前に配布した資料を閲覧する。 事後学習として授業内容を理解し、１５回目の講義で小テストを行う。 授業内容 発生工学的手法を応用した不妊治療についての現状や今後について学習する。 16 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 17 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 18 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 19 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 20 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 21 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 22 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 23 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 24 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 25 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 26 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 27 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 28 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 29 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 30 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容
＜JABEEプログラムの学習・教育目標との対応＞
《土木環境工学科》 (A) 技術者の責務の自覚 　様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。 ○
＜前年度授業に対する改善要望等への対応＞
スライドの内容を、さらにわかりやすくするために改良する。
＜備考＞
(未登録)