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授業科目名 これからの機械技術
時間割番号 CAD006
担当教員名 角田 博之/藤森 篤/岡澤 重信/舩谷 俊平
開講学期・曜日・時限 前期・火・I 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
本講義では、広範で多岐にわたる機械技術のベースとなっている基礎知識と最新のトピックスを初心者にわかりやすくオムニバス形式で解説します。本年度の講義では、流体工学・自動車工学・制御工学・熱工学の四分野に関連した興味ある話題を提供します。これによって、機械工学が工学分野で重要な役割を果たしていること、また先端技術と密接な関係を有していることを理解し、それぞれの分野においてさらに深く学ぶ意欲を引き起こすことを目指します。
※本科目は、令和3年度以前の入学者に対しては「地域課題解決人材育成プログラム対象科目」です。
※本科目は、令和3年度以前の入学者に対しては「やまなし未来創造教育プログラム対象科目」です。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
B地域理解自らの生活の場である地域の特色・課題を説明できる。
C汎用能力5・問題解決力課題設定力課題を明らかにし、解決すべき「問い」を立てることができる。
D構想力多様な解決方法を案出・検討し、適切な方法を選択できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1機械技術のベースとなる基礎知識と最新のトピックスを理解できること。A
2機械工学に関係する地域の特色・課題を説明できること。B
3これからの機械技術に関する課題を明らかにし、解決すべき「問い」を立てることができること。C
4これからの機械技術に関して多様な解決方法を案出・検討し、適切な方法を選択できること。D
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
125%理解度を測る小テスト・ミニッツペーパーやレポートなどの課題により評価する
225%理解度を測る小テスト・ミニッツペーパーやレポートなどの課題により評価する
325%理解度を測る小テスト・ミニッツペーパーやレポートなどの課題により評価する
425%理解度を測る小テスト・ミニッツペーパーやレポートなどの課題により評価する
合計100% 
<授業の方法>
教員毎にスライド形式の講義を行うか、プリントを配布して講義します。
令和6年度の講義は対面形式を基本としますが、状況に応じてZoomもしくはMicrosoft Teamsを利用したオンライン講義に移行する場合もあります。詳細についは各担当教員からCNS掲示がありますので、必ず確認してください。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
一般社会における工学的技術の中核をなす様々な機械技術について、適宜応用例の解説も交えて、さらに広く・深く学習するきっかけとして、本講義を聴講してもらいたい。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル流れを科学する(角田)
事前学習
事後学習
・授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
授業内容流体工学は「流れ」という自然現象を理解・解明し,工学に応用する学問です.第1回講義では「流れ」を科学的に扱う手法を概説します.
2タイトル流れを測る(角田)
事前学習
事後学習
・授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
授業内容「流れ」を科学的に調べるためには,制御された「流れ」を造り出すこと,そして,「流れ」に関係した速度や圧力などの物理量を「測る」必要があります.第2回講義では,これらの「流れ」を造ることと「流れ」を測ることを概説します.
3タイトル流れを解析する(角田)
事前学習
事後学習
・授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
授業内容「流れ」は物理の法則に従いますので,数学的に扱うことも可能です.計算機があれば,それ一台で「流れ」を計算機の中で実現することができます.第3回講義では,物理法則を数式で表現した微分方程式を計算機で解く手法を概説します.
4タイトル工業技術と流れ(角田)
事前学習
事後学習
・授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
・授業後に、レポートに取り組み、Moodleに提出する(60分)
授業内容工学や工業技術において,「流れ」が重要となる問題は数多くあります.第4回講義では,それらの問題の中から特に重要な,「流動抵抗」の問題を概説します.
5タイトル自動車の性能評価(岡澤)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
・ 授業後に、レポートに取り組み、Moodleに提出する(60分)
授業内容自動車における性能評価項目やその方法について紹介する.
6タイトル自動車の最適設計(岡澤)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
授業内容自動車の車体構造をより良い形にするための設計方法を紹介する.
7タイトル自動車の乗員安全(岡澤)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
授業内容人間の動きを評価することによる乗員安全確保について紹介する.
8タイトル未来の自動車(岡澤)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
・ 授業後に、レポートに取り組み、Moodleに提出する(180分)
授業内容設計方法や動力源変革など未来の自動車について紹介する.
9タイトル自動制御概説(藤森)
事前学習
事後学習
授業前に、CNSから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
授業内容自動制御の概念とその意義について解説する。
10タイトルデイジタル制御における諸問題(藤森)
事前学習
事後学習
授業前に、CNSから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
授業内容デイジタル制御における諸問題について解説する。
11タイトル自動制御のためのReal-Timeプログラム(藤森)
事前学習
事後学習
授業前に、CNSから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
授業内容自動制御のためのReal-Timeプログラムについて説明する。
12タイトル自動制御理論の応用(藤森)
事前学習
事後学習
・授業前に、CNSから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
・授業後の指定された期日までにT1-505のレポート受けに提出する(紙媒体で提出すること)
授業内容自動制御に関して実施してきた研究事例について瀬田明する。
13タイトル熱と電気,エネルギー変換(舩谷)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
授業内容熱を電気に変換する発電技術と世界のエネルギー事情について紹介する。
14タイトル冷暖房のしくみと省エネ技術(舩谷)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
授業内容冷暖房のしくみと様々な省エネ技術について紹介する。
15タイトル山梨のエネルギー(温泉,地中熱,地熱) 総括まとめ(舩谷)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
・ 授業後に、レポートに取り組み、Moodleに提出する(60分)
授業内容山梨県の地域特性を活かしたエネルギー技術について紹介する。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員の一人(舩谷)は、空調機器、給湯機器等の製品開発に関する実務経験を有している。本講義においては、この実務経験を活かした実践的講義を行う。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
前年度授業に対する授業評価アンケートでは、
 1.大きなレポートはなくし,小規模のレポート課題を講義毎に課す。
 2.講義資料やプリントをCNSまたはMoodleにアップロードしてほしい。
に関して複数の要望がありました.

レポート課題の設定は評価方法と大きく関係し、学生側の都合だけで決められることではないので、要望通りの対応は難しいですが、レポート課題を考える際の参考とします。

前年度講義では、講義資料やプリントをCNSやMoodleで事前配布していたと思いますが、著作権や特許などとの関係から全てを配布することが難しい場合もあります。ご理解ください。令和6年度の講義でも可能な範囲で資料の事前配布を取り入れていきます。
<備考>
(未登録)