山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名 現代美術入門
分類・系統人文科学 心身・芸術系
時間割番号 CAC020
担当教員名 井坂 健一郎
開講学期・曜日・時限 後期・金・III 単位数 2
<対象学生>
全学部学生
<授業の目的>
現代の美術表現は、既存の絵画、彫刻、デザイン、工芸というような領域では分類できないほど、その境界線は曖昧なものになっている。「ドローイング」というものを一つとってみても、その解釈、描画素材、表現方法は多様化している。本授業は、新しい「ドローイング」の解釈による作品制作をはじめとして、「現代美術」の範疇で行われてきた造形表現のいくつかを体験する。また、地域(山梨)における現代美術作家を取り上げ、その表現の独自性も検証する。
※本科目は、令和3年度以前の入学者に対しては「地域課題解決人材育成プログラム対象科目」です。
※本科目は、令和3年度以前の入学者に対しては「やまなし未来創造教育プログラム対象科目」です。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
B様々な学問分野の考え方当該科目の学問分野(人文・社会・自然・健康科学等)の考え方を説明できる。
C汎用能力4・論理的思考力情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。
D5・問題解決力構想力多様な解決方法を案出・検討し、適切な方法を選択できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1作品鑑賞を通して、多角度から理論構築する力を確立できること。A
2性格の異なるいくつかの作品制作を通して、自由に表現することの楽しさを味わえること。B
3性格の異なるいくつかの課題を通して、物事を多面的に見る力を身に付けること。C
4ドローイングにおける、より発展的な表現の可能性を追究できること。D
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%鑑賞教材を通して、多角度から理論構築する力を確立できたかを評価する。
220%様々な角度から思考し、それを美術の文脈で作品化できたかを評価する。
330%作品制作において、造形的な思考が身についたかどうかを評価する。
430%各自の思考を独自の世界観として表現できたかを評価する。
合計100% 
<授業の方法>
現代美術に関する講義、および演習を行う。性格の異なる幾つかの演習を通して現代美術への関心を深める。
日頃から可能な限り「現代美術」に関する情報収集をしておいて欲しい。
授業は、作品鑑賞およびディスカッション、作品制作(ドローイング、写真など)を中心に、一つのテーマを複数回にわたって掘り下げる。
各自が制作した作品を受講生全員で鑑賞する時間も設ける。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
美術に対する情熱や、各々の個性、主体性を尊重しながら個人指導を行います。制作に必要な表現材料は、基本的に各自で用意してもらいます。詳細は、授業の中で指示をします。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 井坂健一郎, 新版 真美識の発見 虚実の間へ, 和器出版, ISBN:978-4-908830-19-8
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス
事前学習
事後学習
なし
授業内容本授業の流れを説明する。
2タイトル現代美術概説 I(平面表現・立体表現・インスタレーション)
事前学習
事後学習
現代美術作品に関する興味を深める。
授業内容作品鑑賞およびディスカッション。
3タイトル現代美術概説 II(山梨の現代美術作家)
事前学習
事後学習
現代美術作品に関する興味を深める。
授業内容作品鑑賞およびディスカッション。
4タイトル現代美術概説 III(山梨におけるアートプロジェクト)
事前学習
事後学習
アートプロジェクトに関する興味を深める。
授業内容作品鑑賞およびディスカッション。
5タイトル現代美術演習 I(写真表現)
事前学習
事後学習
写真表現に関する興味を深める。
授業内容各自で写真作品を制作する。詳細テーマは初回授業にて指示する。
6タイトル現代美術演習 I(写真表現)講評会
事前学習
事後学習
写真表現に関する興味を深める。
授業内容各自が撮影した写真作品をもとにしてディスカッションする。
7タイトル現代美術演習 II(写真からのイメージ・ドローイング)
事前学習
事後学習
現代美術作品に関する興味を深める。
授業内容各自で画用紙に鉛筆を用いてドローイングする。詳細テーマは初回授業にて指示する。
8タイトル構想
事前学習
事後学習
現代美術作品に関する興味を深める。
授業内容各自でイメージ・ドローイングの構想を練る。
9タイトル制作
事前学習
事後学習
現代美術作品に関する興味を深める。
授業内容各自でイメージ・ドローイングの制作をする。
10タイトル現代美術演習 III(言葉からのイメージ・ドローイング)
事前学習
事後学習
現代美術作品に関する興味を深める。
授業内容各自で画用紙に鉛筆を用いてドローイングする。詳細テーマは初回授業にて指示する。
11タイトル構想
事前学習
事後学習
現代美術作品に関する興味を深める。
授業内容各自でイメージ・ドローイングの構想を練る。
12タイトル構図決定
事前学習
事後学習
現代美術作品に関する興味を深める。
授業内容各自でイメージ・ドローイングの構想を練る。
13タイトル下絵制作
事前学習
事後学習
現代美術作品に関する興味を深める。
授業内容各自でイメージ・ドローイングの構想を練る。
14タイトル本制作
事前学習
事後学習
現代美術作品に関する興味を深める。
授業内容各自でイメージ・ドローイングの制作をする。
15タイトル現代美術演習 IIおよびIIIの講評会
事前学習
事後学習
現代美術作品に関する興味を深める。
授業内容授業で制作したイメージ・ドローイング1&2について、ディスカッションする。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
前年度非開講科目につき該当しない
<備考>
令和6年度は開講します。