山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ |
授業科目名 |
教科教育特論 (本年度非開講) |
||||||||||||||
時間割番号 | 550208 I | ||||||||||||||
担当教員名 | 栗田 真司/新野 貴則 | ||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 前期・木・VI | 単位数 | 2 | ||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||
教職大学院:院生1年 | |||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||
図画工作科や美術科の学習題材について教科書や題材資料集等の分析を通して、題材のあり方の現状を把握する。さらに、目標に照らし合わせて授業内容や指導方法、評価方法等の効果的なあり方をグループ討議などで検討し、確認する。そのうえで、実際に、図画工作科や美術科における効果的な学習題材を開発し、実際の授業実践での活用を図っていく。開発した学習教材を用いて、模擬授業を行い、その効果や課題を検討する。 | |||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||
【ストレートマスター】 ・授業題材を多面的に比較検討し、問題点と改善点を明確にする。 ・授業目標に基づいて授業内容や指導方法、評価方法について理解し、開発する。 【現職教員学生】 ・授業題材を多面的に比較検討し、問題点と改善点を明確にする。 ・自らの経験に照らし合わせ、これまで行ってきた授業実践を改善したり、新たに開発したりする。 ・学習目標に基づいた授業内容や指導方法、評価方法等を開発し、他の教師にその効果を指導する。 |
|||||||||||||||
<授業の方法> | |||||||||||||||
講義、演習、ビデオ授業による授業研究を行う。また、テーマについての意見発表、意見交換などを行う。 | |||||||||||||||
<成績評価の方法> | |||||||||||||||
|
|||||||||||||||
<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||
1 学習題材に関する基本的な考え方 ・学習題材の開発の方法 ・学習題材の効果的な設定と評価など 担当教員から、図画工作科・美術科教育の題材開発の現状および課題などに関する概要を紹介する。 2 小学校図画工作科における学習題材の現状と課題 ・図画工作科における学習題材の位置づけ ・現状と課題など 図画工作科教育の学習題材の現状と課題について講義を行う。 3 中学校美術科・高等学校芸術科(美術・工芸)における学習教材の現状と課題 ・美術科・芸術科(美術・工芸)における学習題材の位置づけ ・現状と課題など 美術科教育の学習教材の現状と課題について講義を行う。 4 日本の美術教育史からみる学習題材の変遷 ・過去の教科書等からの学習題材の分析 ・現状と課題など 日本の美術教育史についての講義を行い、実際の教科書等の資料を基に討議する。 5 諸外国の美術教育の教科書にみる学習題材の分析 諸外国の美術教育に関する授業実践についての講義を行い、実際の教科書等の資料を基に討議する。 6 小学校図画工作科「造形遊びをする活動」に関する効果的な学習題材(グループ討議) ・学習目標と授業内容、方法、評価との関係の明確化 ・学習者の関心や意欲を高める学習題材の条件など 図画工作科の「造形遊びをする活動」の授業実践における効果的な学習題材のあり方について、受講生を中心にして討議を行う。 7 小学校図画工作科「絵や立体、工作に表わす活動」に関する効果的な学習題材(グループ討議) ・学習目標と授業内容、方法、評価との関係の明確化 ・学習者の関心や意欲を高める学習題材の条件など 図画工作科の「絵や立体、工作に表現する活動」の授業実践における効果的な学習題材のあり方について、受講生を中心にして討議を行う。 8 中学校美術科「絵や彫刻などに表現する活動」に関する効果的な学習題材(グループ討議) ・学習目標と授業内容、方法、評価との関係の明確化 ・学習者の関心や意欲を高める学習題材の条件など 美術科の「絵や彫刻などに表現する活動」の授業実践における効果的な学習題材のあり方について、受講生を中心にして討議を行う。 9 中学校美術科「デザインや工芸などに表現する活動」に関する効果的な学習題材(グループ討議) ・学習目標と授業内容、方法、評価との関係の明確化 ・学習者の関心や意欲を高める学習題材の条件など 美術科の「デザインや工芸などに表現する活動」の授業実践における効果的な学習題材のあり方について、受講生を中心にして討議を行う。 10中学校美術科「よさや美しさを感じとり味わう活動」に関する効果的な学習題材(グループ討議) ・学習目標と授業内容、方法、評価との関係の明確化 ・学習者の関心や意欲を高める学習題材の条件など 美術科の「よさや美しさを感じとり味わう活動」の授業実践における効果的な学習題材のあり方について、受講生を中心にして討議を行う。 11 小学校図画工作科における効果的な学習題材の開発(演習) ・学習目標と授業内容、方法、評価の関係の明確化 ・学習者の関心や意欲を高める学習題材の条件など 図画工作科における効果的な学習題材開発のための演習を行う。 12 中学校美術科における効果的な学習題材の開発(演習) ・学習目標と授業内容、方法、評価の関係の明確化 ・学習者の関心や意欲を高める学習題材の条件など 美術科における効果的な学習題材開発のための演習を行う。 13 開発した学習題材を活用した小学校図画工作科の授業展開の提案と検討(演習) ・開発した学習教材を取り入れた授業のグランドデザインを基にした討議な ど 受講者が構築した授業のグランドデザインを発表、討議する。 14 開発した学習題材を活用した中学校美術科の授業展開の提案と検討(演習) ・開発した学習教材を取り入れた授業のグランドデザインを基にした討議な ど 受講者が構築した授業のグランドデザインを発表、討議する。 15 開発した学習題材の総合的検証と今後の教材開発における課題(演習) ・小学校1年から中学校3年、または高等学校3年までを通して学習題材に関する課題などの検討 小学校図画工作科、中学校美術科、高等学校芸術科(美術・工芸)の題材開発とそれに基づく授業展開を総合的に検討・討議する。 |
|||||||||||||||
<前年度授業に対する改善要望等への対応> | |||||||||||||||