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授業科目名 教科教育特論
(本年度非開講)
時間割番号 550208 H
担当教員名 小島 千か
開講学期・曜日・時限 後期・木・VI 単位数 2
<対象学生>
1年
<授業の目的および概要>
音楽授業における教材について検討する。音楽科では、教科書掲載の楽曲以外にも多くの楽曲を用いて授業を構成する必要がある。そこで、古今東西の様々な楽曲について調べ、歌唱、器楽、創作、鑑賞のそれぞれの領域に用いることができる楽曲を検討する。また、教育実践の場では、難易度に合わせた様々な教材楽曲が必要であるため、それらを考慮して既存の楽曲をアレンジし、教育の場で活用できる教材をつくり、その効果や課題を検討する。
<到達目標>
・音楽科教材としての楽曲について幅広い知識を持つ。
・具体的な指導内容・方法について検討する。
・指導の場で活用出来る教材をつくる。
<授業の方法>
講義と演習。テーマについての意見発表、意見交換をなどを行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 20  %レポートの課題に対する探究心 
2受講態度 50  %授業での質問、発言などの参加意欲。課題について自ら調べ、意見を述べること。 
3発表/表現等 30  %アレンジ楽曲と発表会 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
様々な音楽に触れてください。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 皆川達夫, 中世・ルネサンスの音楽, 講談社
  2. 皆川達夫, バロック音楽, 講談社
  3. 田村和紀夫, 新名曲が語る音楽史, 音楽之友社
  4. ポール・グリフィス, 現代音楽小史, 音楽之友社
  5. 山室紘一, 世界のポピュラー音楽史, トーオン
<授業計画の概要>
1.中世・ルネサンスの音楽について
 ・教材としての可能性を探る。
2.バロック音楽について
 ・J. S. バッハの音楽を中心に教材化について考える。
3.古典派の音楽について
 ・交響曲を中心に教材化について検討する。
4.ロマン派の音楽について(1)
 ・器楽と声楽曲を中心に検討する。
5.ロマン派の音楽について(2)
 ・オペラの教材化を検討する。
6.20世紀の音楽について
 ・12音音楽の教材化について考える。
7.日本の音楽について(1)
 ・和楽器と唄の合奏による教材を工夫する。
8.日本の音楽について(2)
 ・歌舞伎の教材化について検討する。
9.世界の民族音楽について
 ・アジアの民族音楽を中心に教材化を検討する。
10.フラメンコについて
 ・カスタネット指導に活かす教材の開発
11.ポピュラー音楽について(1)
 ・タンゴ、ジャズ、ロックの教材化について考える
12.楽曲のアレンジ(1)
 ・個人で選択した楽曲のアレンジを考える。
13.楽曲のアレンジ(2)
 ・アレンジの工夫について検討する。
14.楽曲のアレンジ(3)
 ・教材としてより良いのものにするための討論会。
15.アレンジ楽曲の発表会
<前年度授業に対する改善要望等への対応>