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授業科目名 教科教育特論
(本年度非開講)
時間割番号 550208 A
担当教員名 齋藤 知也
開講学期・曜日・時限 前期・火・VI 単位数 2
<対象学生>
1年
<授業の目的および概要>
小学校・中学校・高等学校の国語教科書の文学教材を取り上げ、教材研究法と学習指導の方法について考察する。文学教育が国語教育にとって、どのような意義をもつかについても探究する。問題の焦点は、語り論に基づく、教材研究の具体的方法とそのことを生かした学習指導の実際を構想できるようになることにある。
<到達目標>
【ストレートマスター】
・扱いにくい文学教材、困った質問の出る文学教材についての対応法につい
て解明する。 
・学習指導のあり方について考察し、新たな指導法を開発する。
【現職教員学生】
・自らの実践を振り返り、扱いにくい文学教材、困った質問の出る文学教材についての対応法について解明する。 
・自らの実践を振り返り、学習指導のあり方を改善し、新たな指導法を開発する。
<授業の方法>
講義を中心とするが、演習も取り入れる。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %問題の核心を把握できたか。 
2受講態度 20  %議論に参加したか。 
3発表/表現等 30  %問題提起性のある発表ができたか。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
前の週に資料は配付しますので、必ず読んできて下さい。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 田中・須貝編, 『文学の力×教材の力』, 教育出版
  2. 田中・須貝編, 『新しい作品論へ、新しい教材論へ』, 右文書院
  3. 田中・須貝編, 『「これからの文学教育」のゆくえ』, 右文書院
  4. 田中・須貝編, 『文学が教育にできること――「読むこと」の秘鑰』, 教育出版
  5. 齋藤知也, 『教室でひらかれる〈語り〉―文学教育の根拠を求めて
<授業計画の概要>
取り上げる教材・論文は受講生と協議するが、以下のテーマを扱う予定である。
1.ガイダンス
2.文学教育の今日的課題
3.文学教育の歴史 1
4.文学教育の歴史 2
5.文学教育の歴史 3
6.文学教育の根拠
7.文学教育の理論と実践 1
8.文学教育の理論と実践 2
9.文学作品の教材価値を拓く 1
10.文学作品の教材価値を拓く 2
11.文学作品の教材価値を拓く 3
12.実践報告論文の検討 1
13.実践報告論文の検討 2
14.文学教育と国語科教育 
15.まとめ
<前年度授業に対する改善要望等への対応>