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授業科目名 |
カリキュラムのマネジメント (本年度非開講) |
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時間割番号 | 550002 | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 茅野 政徳/岡田 正志 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 後期・金・I | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
1年 | |||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||
教育の今日的課題に応えることができるカリキュラムマネジメント力を育てるために、焦眉の教育課題や地域の実態把握、子ども理解、カリキュラムマネジメントの要件などを行う。学習指導要領のもと、特色ある学校づくりや個に応じた指導に向けて適切にカリキュラムを計画し、実行し、評価し、改善しうるために必要な資質・能力を形成・獲得する。また、校内研修の中で具体的にカリキュラムマネジメント力を機能させる場合の課題や方法などについて理解を深めるとともにその力量を形成する。 | |||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||
(ストレートマスター) ・カリキュラムマネジメントの実際についての理解を深めるとともに、カリキュラムマネジメントの意義や役割を踏まえてその実践と研究ができる力量を形成する。 (現職教員) ・これまで経験してきたカリキュラムマネジメントの問題点を明確にするとともに、それらを克服するための理念や具体的方法を明確にし、カリキュラムマネジメントの理解を深め、その意義や役割を明らかにする。その上で、カリキュラムマネジメントに関して、スクールリーダーになりうる力量形成を行う。 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||||||
講義・演習形式(ケーススタディ、カンファレンス、プレゼンテーション、ポートフォリオ評価の活用、など)ビデオ授業による授業研究・授業研究会・校内研究会の実際を行う。また、テーマについての意見発表、意見交換などを行う。ストレートマスター、現職教員および大学教師間の意見交流を通して各自の質的向上を図れるようにする。 | |||||||||||||||||||
<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
「カリキュラムの見方考え方」を履修済みであることが望ましい。 | |||||||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||||||
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<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
1 カリキュラムマネジメント:オリエンテーション 『ケーススタディーとフィールドワーク』年間スケジュール、野外調査(フィールドワーク)の日程等 2 カリキュラムマネジメントとは何か:カリキュラムという語とマネジメントいう語の語源から解き明かして、カリキュラムマネジメントの基本概念をとらえることから始め、ドラッカーのマネジメントという語が教育界に取り入れられるようになった経緯とその意味的変遷をたどる。それをふまえて、教育用語としてのカリキュラム及びマネジメント双方の適切な理解に繋がるように概説する。 3 カリキュラムマネジメントと教育実践における今日的教育課題:カリキュラムマネジメントとは何か、カリキュラムマネジメントが必要とされる背景、学習指導要領とカリキュラムマネジメント、カリキュラム改善とカリキュラムマネジメント、教育実践とカリキュラムマネジメントなど、カリキュラムマネジメントをめぐる問題提起とこれからの講義の概要を説明する。 4 言語教育のカリキュラムのケーススタディ:平成23年4月より小学校に導入された外国語活動の先駆けとして、日本全国で様々な特区による外国語活動への取り組みが行われてきた.ここではそのうちで代表的な広島市の構造特区に置ける、小中連携の外国語活動のプログラム(ひろしま型プログラム)を取り上げる.ひろしま型プログラムのカリキュラム、教材、コースデザインおよび担当者の研修等の詳細を検討することにより、一般的な小学校外国語活動のカリキュラムマネジメントを考えるための指針とすることを目指す。 5 カリキュラムマネジメントと学校改善:児童生徒や地域の実態を生かした特色ある教育活動の実現を目指すカリキュラムマネジメント 山梨県内の学校を事例にしてカリキュラムマネジメントと学校改善の関係などについて考えるとともに具体的な取り組みや課題等について議論する。また、児童生徒や地域、学校の実態を的確に分析し、特色ある教育活動を実現するための教育課程の編成から評価に至るまでの流れについて概観する。 6 学校グランドデザイン:学校のカリキュラムを編成して、全職員が参画し、組織的に充実した教育を実践するには、学校の教育活動の全容を共通しておくことが大切である。そのために学校グランドデザイを作成することは、極めて有効である。そこで、現職校長から、これまでの実践をふまえた、学校グランドデザインの作成のねらい、作成の方法、活用などの研究成果についての講義を受け、知識技能を習得し、実際にモデルの作成を試みる。 7 カリキュラムマネジメントと教科経営:カリキュラムマネジメントの意義や方法を理解し、カリキュラムマネジメントの考え方や枠組みを生かした教科経営のあり方、教科経営のためのスクールリーダーの資質能力について考察する。 8 カリキュラムマネジメントの要件:教育目標の具現化を目指す、カリキュラムマネジメント(長瀬・服部・堀之内)カリキュラムマネジメントの要件を管理運営面から講義し、課題について討議する。編成された教育課程で、より教育効果を高めるための、具体的な日常の教育活動や学校の組織的な取組の工夫と配慮事項について、学生のレポートをもとに検討・考察する。年間計画の精選、日課表や時間割の工夫、分掌の改善、等々。 9 カリキュラムマネジメントの事例研究:1️⃣ 資料収集した特色ある学校の中から1校ずつ取り上げ、グループを構成し、あらかじめ配布された資料を基にして発表用紙料を作成する。取り上げた学校の特色がカリキュラムマネジメントの視点から明確になるように各グループにおける討議を経て発表する。発表内容を基に意見交換を行なう。 10 カリキュラムマネジメントの事例研究:2️⃣ 11 カリキュラムマネジメントの事例研究:3️⃣ 12 カリキュラムマネジメントの事例研究:4️⃣ 13 理想の学校:1 カリキュラムマネジメントの総括として、受講生の学修成果を基にして各自が考える理想的なカリキュラムマネジメントや学校のあり方に関して全員が考えをまとめ発表する(理想の学校)とともに意見交換を行なう。 14 理想の学校 :2 15 カリキュラムマネジメントの総括:第9~12回に取り上げた特色ある学校から学ぶべき視点および第13回および14回で受講生が発表した理想の学校、カリキュラムマネジメントのあり方を検討するために、学修した成果を深める。カリキュラムマネジメントは、学校に関わるあらゆる人および要素を基にして考える必要性と重要性に関して考察を深める。 | |||||||||||||||||||
<前年度授業に対する改善要望等への対応> | |||||||||||||||||||