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授業科目名 政治学特論演習IIB
(本年度非開講)
時間割番号 543044B
担当教員名 藤原 真史
開講学期・曜日・時限 後期・金・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
 財政状況の悪化や行政サービスの機能不全等を背景に、各国で行政改革のさまざまな試みが企てられてきた。こうした改革を支える理論と実際の改革動向について内外の文献を読み進め、受講生による報告と討論を通して考察を深める。
<到達目標>
 専門的な文献を読みこなす能力を習得する。
<授業の方法>
 演習形式で行う。内外の文献の輪読と討論が中心となる。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 40  %情報収集/整理力、論理的思考能力 
2受講態度 60  %日常的勉学努力 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
 対話と協働をモットーに、本演習が活発な議論の場となることを期待します。

【オフィスアワーについて】
 後期授業期間中は火曜日5時限に研究室で実施する予定です。
<テキスト>
  1. Guy Peters, Jon Pierre (eds.), Politicians, Bureaucrats and Administrative Reform, Routledge, ISBN:0415406676
<参考書>
  1. ロビン・エッカースレイ, 緑の国家―民主主義と主権の再考, 岩波書店, ISBN:400024860X
  2. エマニュエル・トッド, 自由貿易は、民主主義を滅ぼす, 藤原書店, ISBN:4894347741
  3. ジョージ アンダーソン, 連邦制入門, 関西学院大学出版会, ISBN:4862830722
  4. 中林真幸・石黒真吾(編), 比較制度分析・入門, 有斐閣, ISBN:4641163642
  5. 湯元健治・佐藤吉宗, スウェーデン・パラドックス, 日本経済新聞出版社, ISBN:453235448X
<授業計画の概要>
 具体的な内容は受講生との対話を通して決定するが、わが国の行政活動のあり方に関する近年のさまざまな改革に影響を及ぼしてきた法制度や理論に関する内外の文献を選定のうえ、輪読、討論を行っていく。文献については、情報公開法制、行政立法手続(パブリックコメント等)、市民参加(パブリックインボルブメント)、政策評価・行政評価に関するものの中から、受講生の関心も反映しつつ選定する予定である。
 なお、時間が許せば適宜、関連するテーマについて研究発表の機会も設けたい。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>