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授業科目名 英語学特論演習II
(本年度非開講)
時間割番号 542084
担当教員名 松岡 幹就
開講学期・曜日・時限 後期・月・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
・生成文法(人間が本能的に持っている、言語を獲得して話せる能力を、科学的に明らかにしようとする研究)の観点から、英語の文の構造を考える。さらに、英語を日本語や他の言語と比較し、歴史や地理や文化の違いを越えて、人間の言語の文法に共通して見られる特徴について考察する。
・英語学特論IIと関連。
<到達目標>
現代の複雑化する教育の諸問題に対処できる高度な識見と実践力を持つために、
(1) 文法に見られる現象を観察し、それを説明し得る仮説を立て、その仮説をさらに検  証するというようにして、人間の言語を科学的に研究する方法を理解する。
(2) 英語で書かれた文献を正確に理解して要約する能力を身につける
<授業の方法>
学期の前半は、人間が生得的に持つ言語知識やその研究方法について、講義形式で説明する。後半は、受講者がそれぞれテーマを決めて研究を行い、発表を中心にして授業を行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 70  %言語現象を科学的に分析できる。 
2発表/表現等 30  %文献に書かれた内容、収集したデータ、それらの分析結果などについて、明確に説明できる。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
英語と日本語など、一見すると大きく異なる文法を持つように見える言語の間に様々な共通点があることに気付き、私達が潜在的に持つ言語能力についての考えを深めてほしいと思います。
<テキスト>
  1. プリント等を配布
<参考書>
  1. Andrew Carnie, Syntax: A Generative Introduction (3rd edition), Wiley-Blackwell, ISBN:978-0470655313
<授業計画の概要>
第1週 導入
第2週 言語習得に関する講義(1)
第3週 言語習得に関する講義(2)
第4週 人間言語の文法の普遍性と多様性に関する講義(1)
第5週 人間言語の文法の普遍性と多様性に関する講義(2)
第6週 先行研究に関する調査(1)
第7週 先行研究に関する調査(2)
第8週 先行研究に関する調査(3)
第9週 先行研究に関する調査(4)
第10週 研究発表(1)
第11週 研究発表(2)
第12週 研究発表(3)
第13週 研究発表(4)
第14週 研究発表(5)
第15週 総括

進度によって予定を変更する場合があります。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>