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授業科目名 国語科教育学特論IB
(本年度非開講)
時間割番号 542011B
担当教員名 齋藤 知也
開講学期・曜日・時限 前期・火・III 単位数 2
<対象学生>
大学院全学生
<授業の目的および概要>
文学教育について、実践的・理論的・歴史的研究をふまえて考察していく。具体的な作品をとりあげ、教材価値をひらき、授業実践に生かすための方法を追究する。その際、隣接諸領域の研究成果や国語教育史上の蓄積について、代表的な論文を読み、これからの文学教育・国語科教育全体のなかに生かす道筋も探究していく。
<到達目標>
文学教材の教材価値とは何かについて、思索を深めること。
<授業の方法>
講義を中心とするが、演習も取り入れる。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %問題の核心を把握できたか。 
2受講態度 20  %議論に参加したか。 
3発表/表現等 30  %問題提起性のある発表ができたか。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
前の週に資料は配付しますので、必ず読んできて下さい。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 田中実・須貝千里編, 『文学が教育にできること―「読むこと」の秘鑰』』, 教育出版, ISBN:978-4-316-80325-8
  2. 田中実・須貝千里編, 『「これからの文学教育」のゆくえ』, 右文書院, ISBN:978-4-842-10053-2
  3. 田中実・須貝千里編, 『文学の力×教材の力 小中学校編 全10巻』, 教育出版, ISBN:978-4-316-37890-9
  4. 田中実・須貝千里編, 『新しい作品論へ、新しい教材論へ 全14巻』, 教育出版, ISBN:4-8421-9809-5
  5. 齋藤知也, 『教室でひらかれる〈語り〉―文学教育の根拠を求めて』, 教育出版, ISBN:978-4-316-80235-0
<授業計画の概要>
取り上げる教材・論文は受講生と協議するが、以下のテーマを扱う予定である。
1.ガイダンス
2.文学教育の今日的課題
3.文学教育の歴史 1
4.文学教育の歴史 2
5.文学教育の歴史 3
6.文学教育の根拠
7.文学教育の理論と実践 1
8.文学教育の理論と実践 2
9.文学作品の教材価値を拓く 1
10.文学作品の教材価値を拓く 2
11.文学作品の教材価値を拓く 3
12.実践報告論文の検討 1
13.実践報告論文を検討 2
14.文学教育と国語科教育
15.まとめ
<前年度授業に対する改善要望等への対応>