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授業科目名 教育支援科学研究II
(本年度非開講)
時間割番号 541002
担当教員名 廣瀬 信雄/(     )/小畑 文也/古屋 義博/吉井 勘人/松下 浩之
開講学期・曜日・時限 後期・水・II 単位数 2
<対象学生>
教育支援科学専攻大学院生1年
<授業の目的および概要>
特別支援教育に関する諸研究の方法と知見を概要を理解し,特に知的障害児教育を中心に肢体不自由児教育や病弱児教育などの各領域についてのさまざまな質的研究法(授業研究、事例・実践研究、実験研究、歴史研究など)とその成果についての考察を深める。
<到達目標>
1.特別支援教育に関する諸研究の方法と知見を概要を理解すること。
2.さまざまな質的研究法(授業研究や事例研究など)について理解すること。
3.上記1・2を踏まえて,自身の研究に活かす手がかりを得ること。
<授業の方法>
受講者数10名程度の少人数授業の利点を活かし、講義と演習を組み合わせて行う。プレゼンテーションを課す。障害児分野の全教員によるオムニバス形式の授業である。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 10  %積極的に授業に参加したか。 
2発表/表現等 90  %的確にまとめ、発表できたか。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
障害児教育分野以外の学生は、障害や障害児教育などに関する本を事前に読み、問題意識を高めて授業に臨んでほしい。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 世界保健機関, 国際生活機能分類, 中央法規出版, ISBN:9784805844175,
    (3,500円(税抜き))
<授業計画の概要>
各回ともに担当教員の講義を聞いた後で、その回のテーマに沿って討論を行い、互いの認識を深める。15回目の総括的討論では、学習した内容を踏まえて学習者が考えたテーマでの発表を行い、全体で討議する。

※担当者については初回に説明する。

1 イントロダクション―特別支援教育の概観
2 質的研究法の基本
3 質的研究法の設計
4 知的障害児教育に関する質的研究法の基礎
5 知的障害児教育に関する質的研究法「資料収集の方法」
6 知的障害児教育に関する質的研究法「分析方法」
7 知的障害児心理学の現状
8 知的障害児心理学に関する研究法「事例研究法」
9 知的障害児心理学に関する研究法「数量的解析研究法」
10 肢体不自由児教育に関する質的研究法の実際
11 病弱児教育に関する質的研究法の実際
12 LDやADHD等の教育に関する基礎的研究
13 LDやADHD等の教育に関する実践的研究
14 LDやADHD等の研究方法
15 総括的討論
<前年度授業に対する改善要望等への対応>