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授業科目名
担当教員
無機材料物性特論
和田 智志/上野 慎太郎
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
PTA702 2 (未登録) 1 後期 II
[概要と目標]
本講義では、無機材料とその物性について基礎理論から応用まで内容を絞り、主に誘電材料・圧電材料・光学材料についてわかりやすく解説する。
これらの材料に特徴的な微構造と物性の関係性について学び、創意工夫が凝らされた無機材料設計の奥深さを知って欲しい。
[到達目標]
無機材料について基礎理論を説明することができる。
取り扱う無機材料の組成や構造などの特徴を把握し、物性と関連付けて説明することができる。
取り扱う無機材料の製造法について、その特徴や利点を説明することができる。
無機材料の特性を評価したデータに対して客観的な考察を加えることができる。
[必要知識・準備]
特になし、必要なことは講義中に話す予定、熱力学、電磁気学、群論の基礎があるとより理解しやすい
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 45  %理解度を評価する。 
2試験:中間期 30  %レポートの提出およびその内容について評価する。 
3小テスト/レポート 25  %出席および受講態度を評価する。 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. Eugene Hecht [著] ; 尾崎義治, 朝倉利光訳, 基礎と幾何光学, 丸善出版, ISBN:4621303465,
    (2018年出版 ヘクト光学 / Eugene Hecht [著] ; 尾崎義治, 朝倉利光訳, 1)

  2. Eugene Hecht [著] ; 尾崎義治, 朝倉利光訳, 波動光学, 丸善出版, ISBN:4621303910,
    (2019年出版 ヘクト光学 / Eugene Hecht [著] ; 尾崎義治, 朝倉利光訳, 2)

  3. Eugene Hecht, Optics 5th ed., global ed, Pearson, ISBN:1292096934,
    (Published in 2017)
[講義項目]
1. (和田担当) 序論
2. (和田担当) 電子構造と結晶構造の基礎
3. (和田担当) 分極のメカニズム
4. (和田担当) 複素誘電率と誘電誘和・誘電性の評価法
5. (和田担当) 強誘電性・強誘電相転移現象・ドメイン構造
6. (和田担当) 誘電体・強誘電体の応用
7. (和田担当) 圧電性・焦電性
8. (和田担当) 中間評価
9. (上野担当) 液相合成プロセスの基礎
10.(上野担当) 液相合成によるマテリアルデザイン
11.(上野担当) 電磁波の性質と屈折現象
12. (上野担当) 物質の光散乱・光吸収
13. (上野担当) 発光のメカニズムと蛍光材料・応用
14. (上野担当) レーザーの材料・性質とその応用
15. (上野担当) 酸化物ナノ粒子の光利用に関する応用・総括評価