山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ |
授業科目名
|
担当教員
|
|||||||||||||||||||||
循環器生物医学特論
|
川原 敦雄/井上 克枝/範 江林/鈴木 章司/佐藤 明
|
|||||||||||||||||||||
時間割番号
|
単位数
|
コース
|
履修年次
|
期別
|
曜日
|
時限
|
||||||||||||||||
PMN705 | 1 | (未登録) | 1 | 前期 | (未登録) | (未登録) | ||||||||||||||||
[概要と目標] | ||||||||||||||||||||||
本講義では、モデル脊椎動物とヒトにおける心臓や造血・血管細胞やリンパ管の形成過程を比較することで循環器系の構築機構の共通性とヒト循環器系疾患に対するモデル生物としての病態解明における有用性を理解する。また、ヒト循環器系疾患として動脈硬化や心筋梗塞の病態発症の分子メカニズムを学ぶ。また、心臓の発生異常に関連した先天性心疾患や動脈硬化、変性、炎症などの要因により生じる後天的心疾患に対する様々な治療法を知る。さらに、血栓形成機構を制御する機能分子と動脈硬化や癌転移との関連性を理解することを目指す。循環器疾患における内科的治療法を知る。 | ||||||||||||||||||||||
[到達目標] | ||||||||||||||||||||||
本科目の到達目標は、(1)脊椎動物の循環器系の形成機構を説明できる、(2)循環器系の生理機能を要約できる、(3)循環系の破綻に起因する循環器系疾患の代表である動脈硬化の病態および発症機序や外科的治療の現状を説明できるようになることである。最終的には、ヒト循環器疾患の病の理解に必要な「論理的思考力」を身につけること、治療法を学ぶことで「問題解決力」を養うことを到達目標とする。 | ||||||||||||||||||||||
[必要知識・準備] | ||||||||||||||||||||||
生物学および医学に関する基礎知識を習得していることを必要とする。 | ||||||||||||||||||||||
[評価基準] | ||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
[教科書] | ||||||||||||||||||||||
[参考書] | ||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
[講義項目] | ||||||||||||||||||||||
第1回 脊椎動物間に共通する循環器系の形成機構(川原) 第2回 循環器疾患モデル生物の病態解析(川原) 第3回 生体における血栓止血制御機構1-血小板と凝固(井上) 第4回 生体における血栓形成機構2-凝固抑制機構と線溶(井上) 第5回 動脈硬化の研究モデル:遺伝改変ウサギの開発及び応用(範) 第6回 動脈硬化・虚血性心疾患の病理学(範) 第7回 循環器疾患における器質的障害と外科治療(鈴木) 第8回 循環器疾患における機能的障害と外科治療(鈴木) 第9回 循環器疾患における薬物治療(佐藤) 第10回 循環器疾患における最先端治療(佐藤) |