山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ |
授業科目名
|
担当教員
|
|||||||||||||
植物機能開発学特論
|
鈴木 俊二
|
|||||||||||||
時間割番号
|
単位数
|
コース
|
履修年次
|
期別
|
曜日
|
時限
|
||||||||
PIA707 | 2 | (未登録) | 1 | 前期 | 火 | III | ||||||||
[概要と目標] | ||||||||||||||
食品の原材料となる農作物、特にワインの原料となるブドウを例に、人類の「健康」に寄与する植物機能性に関する先進的な知識を修得する。農作物を食料として利用するためには、農作物の生理特性、二次代謝産物の生産特性および栄養成分特性を理解する必要がある。加えて、今後の食糧問題および植物の持つ多様な機能を人類の健康に寄与させるためには、植物が持つ多様な遺伝子の機能を理解する必要がある。本講義では、革新的なブドウ栽培を実現するために植物生理学および細胞生物学からブドウ栽培を科学的に考査する。加えて、遺伝子組み換え技術およびゲノム編集技術などの最新の科学技術による栽培特性の改変や健康機能性の付与を目指したブドウ育種に焦点を当て、最新の研究成果をもとに革新的な農作物開発の可能性について議論する。 | ||||||||||||||
[到達目標] | ||||||||||||||
食物科学や農学に関する知識を基礎として、植物を有効利用したバイオテクノロジーの専門的基礎知識と農業への応用方法について説明できる。 | ||||||||||||||
[必要知識・準備] | ||||||||||||||
論文を理解する英語力が必須である。植物、動物、微生物を問わず、分子生物学の知識を持っていることが望ましい。 | ||||||||||||||
[評価基準] | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
[教科書] | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
[参考書] | ||||||||||||||
[講義項目] | ||||||||||||||
第1回 植物細胞の構造と機能 1.細胞の構造とオルガネラ 第2回 植物細胞の構造と機能 2.細胞壁 第3回 植物細胞の活動 1.細胞周期および細胞内シグナル伝達 第4回 植物細胞の活動 2.植物ホルモン制御 第5回 植物細胞の活動 3.二次代謝代謝産物 第6回 エネルギー代謝 1.光合成によるエネルギー変換 第7回 エネルギー代謝 2.糖質および脂質代謝 第8回 環境ストレスに対する反応 1.病原体制御戦略 第9回 環境ストレスに対する反応 2.環境ストレス応答の生産環境利用 第10回 植物の分子育種 1.植物の育種技術 第11回 植物の分子育種 2.植物遺伝子組み換え技術とその応用 第12回 植物の分子育種 3. ゲノム編集技術の植物への利用 第13回 植物の分子育種 4. 植物バイオテクノロジーの農業利用現状と今後 第14回 最新の研究動向に関する論文調査 第15回 総括 |