山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名 課題研究III
時間割番号 KRT600
担当教員名 全教官
開講学期・曜日・時限 通期・金・III-IV 単位数 2
<対象学生>
2年
<授業の目的および概要>
本授業は,学校教育における教育課題を捉え,その解決に向けた実践プログラムの立案と実践,報告を目標とする。その目標を達成する過程で,教育課題の解決に向けた実践を推進する力,実践の成果と課題を省察的に分析する力を身につける。
<到達目標>
【ストレートマスター】
将来のリーダーとして、学校教育の学校経営、授業改善等に関わる課題を捉え、その解決の支援策を作成し、教育実践を見渡す力を持ち、自己省察を行うことができる。
【現職教員学生】
中堅リーダーとして、学校教育の学校経営、授業改善等に関わる実践課題を捉え、その解決の支援策を作成し、自らが実践する中で、よりよい支援策を策定し、教育実践を見渡す力を持ち、実践に対する自己省察を行うことができる。
<授業の方法>
講義・演習による。
研究課題に関する観察・調査・実践のプランニング及び結果のプレゼンテーションと討議を行う中で、学校教育における今日的な課題を探り、解決に向けての方向性を考察し、自己省察を行う。まず、連携協力校の課題も踏まえた実践プログラムを作成し、実践する。それぞれの実践に対して意見交換、討議、リフレクションを行う。次に各自実践を【教育実践研究報告書】としてまとめ、【教職大学院教育実践フォーラム】において口頭にて発表し、討議を行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %中間期及び後半期に各1回提出。 
2発表/表現等 50  %授業での質問、発言などの参加意欲、授業での課題に自らの意見を述べることを重視する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 特に指定しない。
<参考書>
  1. 授業中に提示する。
<授業計画の概要>
1 オリエンテーション
 ・課題研究I、IIを踏まえた研究課題の設定、
2 連携協力校の実態と教育課題の把握
 ・連携協力校の現状と授業改善,学校改善等に関する課題について
3 研究課題の設定
 ・研究課題の設定とグループ討議
4 課題解決案の策定1
 ・プレゼンテーションおよびグループ討議
5 課題解決案の策定2
・プレゼンテーションおよびグループ討議(前回とグループを変えて)
6 実践プログラムのリフレクション1
 ・課題達成実習における実践プログラムの評価、議論
7 実践プログラムのリフレクション2
 ・課題達成実習における実践プログラムの評価、議論
8 研究報告(2年次修了レポート)の作成について1
 ・研究報告作成に関わる研究分野・内容ごとのグループ討議
9 研究報告(2年次修了レポート)の作成について2
 ・研究報告作成に関わる研究分野・内容ごとのグループ討議(前回とグループを変えて)
10 研究報告(2年次修了レポート)の発表及び討議1
 ・プレゼンテーションおよび討議(問題状況の把握を中心に)
11 研究報告(2年次修了レポート)の発表及び討議2
 ・プレゼンテーションおよび討議(課題解決案の計画立案を中心に)
12 研究報告(2年次修了レポート)の発表及び討議3
2 ・プレゼンテーションおよび討議(課題解決案の実施・改善を中心に)
13 研究報告(2年次修了レポート)の発表及び討議4
 ・プレゼンテーションおよび討議(課題解決過程における自身の学びを中心に)
14 課題解決的実践プログラムの総括(1)
 ・実践プログラムの総括
15 課題解決的実践プログラムの総括(2)
 ・実践プログラムの有効性、価値の明確化
*受講者の定めた課題とその解決のアプローチに応じて,各回の内容や順序を調整する可能性がある。