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授業科目名 | エビデンスに基づく教育支援 | ||||||||||||||
時間割番号 | KCO514 | ||||||||||||||
担当教員名 | 田中 健史朗/小野田 亮介/若本 純子 | ||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 後期・水・I | 単位数 | 2 | ||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||
1・2年 | |||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||
学校教育では,教授・学習支援の効果を検証し(例:テスト),その結果をふまえて支援を行うことが求められている。さらに,不登校やいじめ,非行,発達障害といった様々な課題を抱える児童・生徒が在籍しており,学校教員にはそのような児童・生徒の発達や心の問題を理解した教育支援も求められている。また,その教育支援は経験的かつ直観的なものではなく,エビデンスに基づいた教育支援である必要がある。そこで本講義では,科学的思考および科学的研究法の理論と技法を習得し,学校教育における諸問題を批判的に思考し,本質を理解することを目的とする。さらに,演習や集団討議によりエビデンスに基づいた学習支援,教育相談および生徒指導を習得することを目的とする。 | |||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||
【ストレートマスター】 ・複雑で多岐にわたる教育諸問題に対応できる教員を目指し,それらの問題の本質をエビデンスに基づき理解することができる。 ・科学的思考および科学的研究法の理論と技法を理解し,教育における現代的課題を批判的に思考することができる。 ・エビデンスに基づいた学習支援,教育相談および生徒指導の理論と技法を理解し,教育実践へ活用することができる。 【現職教員】 ・複雑で多岐にわたる教育諸問題に対応できる教員を目指し,それらの問題の本質をエビデンスに基づき理解することができる。 ・科学的思考および科学的研究法の理論と技法を理解し,現システムを批判的に思考することができる。 ・エビデンスに基づいた学習支援,教育相談および生徒指導の理論と技法を理解し,カリキュラムの改善や開発に向けて活用することができる。 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||
講義・演習 ZOOMとMoodleによる授業を予定している。Zoomでの授業では,パワーポントを用いた講義を中心に行う。また,適宜視聴覚教材により実際の事例やそれに対する教師の取り組みを紹介する。さらに,講義内で様々な問いを院生に投げかけ,それについてグループ討議を実施する。 |
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<成績評価の方法> | |||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||
学校で起きる様々な問題に対して真摯な態度で向き合う院生の受講を希望します。 | |||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||
第1回:オリエンテーション(教育支援におけるエビデンスとは何か)(田中・小野田・若本) 第2回:エビデンスの基礎 (1) 科学的研究法と批判的思考の重要性(田中・小野田) 第3回:エビデンスの基礎 (2) データの誤差に惑わされない(田中・小野田) 第4回:エビデンスの基礎 (3) データのばらつきからみえるもの(田中・小野田) 第5回:エビデンスの基礎 (4) 偶然ではない変化と偶然の変化(田中・小野田) 第6回:エビデンスに基づく学習支援 (1) やる気を高める教授法(小野田・若本) 第7回:エビデンスに基づく学習支援 (2) 効果的な学習方略(小野田・若本) 第8回:エビデンスに基づく学習支援 (3) 自発性が高まる学級運営(小野田・若本) 第9回:エビデンスに基づく教育相談 (1) 知能検査および発達検査結果の読み取り方(田中・若本) 第10回:エビデンスに基づく教育相談 (2) 教育相談のスキル(田中・若本) 第11回:エビデンスに基づく教育相談 (3) 保護者との協同(田中・若本) 第12回:エビデンスに基づく生徒指導 (1) 神経発達的課題を抱える児童・生徒(田中・若本) 第13回:エビデンス基づく生徒指導 (2) 情緒的課題を抱える児童・生徒(田中・若本) 第14回:エビデンスに基づく生徒指導 (3) 集団力動を生かす生徒指導(田中・若本) 第15回:全体のまとめ 定期試験は実施しない |