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授業科目名
担当教員
機械システム工学特論
岡澤 重信/青柳 潤一郎
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
GTM507 2 (未登録) 1 後期 II
[概要と目標]
機械システムは、要求する機械的性能を安全に実現させるために複数の要素が総合的、調和的に統合された集合体であり、またその各要素の根本は機械工学における機械、熱、流体、材料の各力学知識を基礎としている。本講義では実際に構築、実用化されている様々な機械システムを対象に、その構成要素と設計思想を理解することで、基礎的な工学知識の定着を促すとともに、機械システムの構築や作動に重要な、開発設計や制御手法についても触れ、エンジニアとしての総合的知識の習得を目指す。
[到達目標]
1. 人工衛星を構成する要素と設計思想を理解すること。
2. 自動車の性能評価技術と設計思想を理解すること。
3. 種々の機械システムを形成するための工学的知識、技術の理解を深めること。
[必要知識・準備]
四力学の修得のほか、工学的知識の基礎を履修していることを前提とする。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %宇宙工学に関するレポート:輪講資料の内容理解度とプレゼンテーション能力で評価する 
2試験:中間期 50  %計算工学および自動車工学に関する試験またはレポート:講義内容の理解度で評価する 
[教科書]
  1. Charles D. Brown, Elements of Spacecraft Design, AIAA, ISBN:1563475243
  2. Peter Fortescue, Graham Swinerd and John Stark, Spacecraft Systems Engineering, Wiley, ISBN:9780470750124
[参考書]
  1. 茂原正道, 宇宙システム概論, 培風館, ISBN:456303505X
  2. 久田 俊明, 非線形有限要素法のためのテンソル解析の基礎, 丸善, ISBN:4621045814
[講義項目]
※下記の講義項目の順番は前後する場合がある。
※Teams等を用いたオンライン講義の場合もある。

第1回 【青柳】 宇宙環境と歴史、宇宙ミッション
第2回 【青柳】 宇宙機の構成と開発計画
第3回 【青柳】 宇宙機の軌道
第4回 【青柳】 ロケット推進の原理
第5回 【青柳】 宇宙機の構体系
第6回 【青柳】 宇宙機の熱制御系、姿勢・軌道制御系
第7回 【青柳】 宇宙機の電源系
第8回 【青柳】 宇宙機の通信系
第9回 【岡澤】 連続体力学1
第10回【岡澤】 連続体力学2
第11回【岡澤】 非線形有限要素法1
第12回【岡澤】 非線形有限要素法2
第13回【岡澤】 自動車の性能評価シミュレーション1
第14回【岡澤】 自動車の性能評価シミュレーション2
第15回【岡澤】 自動車の今後