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授業科目名
担当教員
コンピュータ理工学特別講義V
高橋 正和
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
GTK613 2 (未登録) 1 集中 (未登録) (未登録)
[概要と目標]
本特別講義では,各種の安全性解析手法を取り上げる。安全性解析手法は工業製品などを開発する際にどのような故障が起こりうるか、故障が発生した時にどのような影響(被害)が生じるかを明らかにする方法であり、実際の工業製品を開発する上で必須の技術である.具体的には代表的な安全性解析手法であるFailure Mode and Effects Analysis (FMEA)、Fault Tree Analysis (FTA)、System-Theoretic Process Analysis (STPA)について特徴、適用分野、分析方法を概説し、具体的な演習を通じてその修得を図る.
[到達目標]
1. 安全性解析手法の必要性を理解する.
2. FMEAの特徴、適用分野、分析方法を習得する.
3.FTAの特徴、適用分野、分析方法を習得する.
4.STPAの特徴、適用分野、分析方法を習得する.
[必要知識・準備]
担当者による事例紹介はソフトウェアを中心におこなうので、基本的なソフトウェアの設計、実装、検証を行った経験があること.
演習に使用するので、卒業研究等で制作したもの(簡単な工業製品の図面などでも良い)を利用できるようにしておくことが望ましい.
令和3年度はオンラインで実施する予定なので、各自で受講環境を準備すること.
授業は日本語で実施するので、授業を理解できる程度の日本語力があること(レポートは英語でも良い).
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 80  %安全性解析手法ごとにレポートを課す(合計3回) 
2発表/表現等 20  %レポートの内容について発表してもらう. 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 小野寺 勝重, 実践FMEA手法, 日科技連, ISBN:4-8171-3041-5
  2. 小野寺 勝重, 実践FTA手法, 日科技連, ISBN:978-4-8171-3042-9
  3. ソフトウェア高信頼化推進委員会 システム安全性解析手法WG, はじめてのSTPA, 独立行政法人 情報処理推進機構,
    (https://www.ipa.go.jp/files/000051829.pdf HPよりダウンロード可能)
[講義項目]
講義の時期は夏休み期間を予定.CNSに掲示するので注意のこと.
第1回 安全性解析とは
第2回 FMEAの概要
第3回 FMEAの事例紹介(1)
第4回 FMEAの事例紹介(2)+FMEAの演習(1)
第5回 FMEAの演習(2)+発表・質疑
第6回 FTAの概要
第7回 FTAの事例紹介(1)
第8回 FTAの事例紹介(2)+FTAの演習(1)
第9回 FTAの演習(2)+発表・質疑
第10回 STPAの概要(1)
第11回 STPAの概要(2)
第12回 STPAの事例紹介(1)
第13回 STPAの事例紹介(2)
第14回 STPAの演習(1)
第15回 STPAの演習(2)+発表・質疑
※評価はレポートと発表により行う.