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授業科目名
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担当教員
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信号システム工学特論
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大木 真/塙 雅典
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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GTE505 | 2 | 電気電子工学コース | 1 | 前期 | 火 | II | ||||||||||||
[概要と目標] | ||||||||||||||||||
現代の情報通信システムにおいては,いたるところでディジタル信号処理技術が使用されている.本講義では,信号とシステムの解析,離散フーリエ変換と高速フーリエ変換,フィルタ設計などの基礎を学んだ上で,様々な発展的技術も含む信号処理の全体像を学ぶ.発展的技術としては,適応信号処理や多次元フィルタなどの概念を学んだ後,最新のディジタルコヒーレント光ファイバ通信技術を取り上げ,ディジタルコヒーレント受信技術の概要,位相推定,CMA,逆伝搬法などについて学ぶ. | ||||||||||||||||||
[到達目標] | ||||||||||||||||||
1.信号処理の目的を理解すること 2. フーリエ変換・ラプラス変換・z変換を理解し,それらを用いて信号とシステムの解析ができること 3. フィルタという概念を理解し,簡単なフィルタの設計ができること 4. 発展的なディジタル信号処理技術の目的と特徴,特に光ファイバ通信システムにおける信号処理の技術動向を説明できるようになること |
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[必要知識・準備] | ||||||||||||||||||
微積分,線形代数,複素数などの基本的な数学知識と信号に関する基本的な概念を前提に講義を行う.「信号とシステム」,「情報通信I」,「情報通信II」で学んだ信号処理・通信の基礎知識を理解していること.また,最新の技術について述べられている英文書籍・英文論文の輪読(レジュメ作成,発表)も行うため,英語論文の読解力,日本語による文章作成力,プレゼンテーション力なども必要となる.MATLABを自在に使えることが望ましい. | ||||||||||||||||||
[評価基準] | ||||||||||||||||||
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[教科書] | ||||||||||||||||||
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[参考書] | ||||||||||||||||||
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[講義項目] | ||||||||||||||||||
第1回 信号とシステム(大木) 第2回 フーリエ変換とスペクトル解析(大木) 第3回 フィルタの基礎(大木) 第4回 フィルタの設計(大木) 第5回 統計的信号処理と最適フィルタ(大木) 第6回 適応信号処理(大木) 第7回 アレイ信号処理(大木) 第8回 多次元フィルタと非線形フィルタ(大木) 第9回 シャノンの通信路容量と光ファイバ通信システムの概要(塙) 第10回 レーザと光ファイバ(塙) 第11回 外部光変調器(強度変調器,位相変調器,IQ変調器)(塙) 第12回 光増幅器と波長分割多重技術(塙) 第13回 多値変調方式と位相ダイバーシティ受信(塙) 第14回 光ファイバ伝送における線形/非線形ひずみ(塙) 第15回 歪補償方式(塙) |