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授業科目名 | 環境物理学特論 | ||||||||||||||
時間割番号 | GLR513 | ||||||||||||||
担当教員名 | 島 弘幸 | ||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 前期・金・IV | 単位数 | 2 | ||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||
力学・熱物理学・量子論・宇宙科学などの視点から、生物の進化と形態発生を司る物理法則を理解する。その理解を通して、自然環境・都市環境・宇宙環境に横たわる科学的事象を統一的に把握する思考法を習得する。 | |||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||
多数の要因が複雑に絡みあって生じる環境問題に対して、主に物理学の視点から、定量的かつ客観的な議論と考察ができる。 | |||||||||||||||
<授業の方法> | |||||||||||||||
オンデマンド(MS-Streams)形式で行う。 期間中、複数回のレポート・ミニ試験を行い、理解度を評価する。 また、講義テーマに関するミニプレゼンを課し、積極性と理解度を測る。 |
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<成績評価の方法> | |||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||
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<参考書> | |||||||||||||||
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<授業計画の概要> | |||||||||||||||
1. 講義全体のイントロダクション 2. 生物の群衆行動 ⇒ アクティブマター、アロメトリー 3. 昆虫の体内機構 ⇒ 光回折、空気力学、構造強度、熱慣性 4. 水中動物と陸上動物の体づくり ⇒ 重力、歩容、水抵抗、ダーウィン進化論 5. 細胞と微生物の物理 ⇒ 両親性分子、粘性、流体力学、エネルギー生成 6. 極限環境で暮らす生物 ⇒ 好熱菌、環境放射線、浸透圧、水分活性 7. DNAとRNAの物理 ⇒ 水素結合、タンパク質分子の折り畳み構造、トポロジー 8. 細胞のエネルギー収集機能 ⇒ 電子伝達系、メタン生成菌、ハビタブルゾーン 9. 水の物理 ⇒ 氷惑星、水の生理機能、加水分解 10.命をつかさどる原子 ⇒ 電子軌道、パウリの排他律、星間物質、アンモニアの海 11. 物理学と生物学の統合1 ⇒ 普遍生物学、アストロバイオロジー 12. 物理学と生物学の統合2 ⇒ 量子論、不確定性、還元主義 13. 宇宙開発の科学と技術1 ⇒ 宇宙エレベーター、系外惑星探査 14. 宇宙開発の科学と技術2 ⇒ スペースデブリ、月の資源、火星の水 15. 全体の総括 |