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授業科目名 | 先進医科学特論III(先進医療技術・医療システム) | ||||||||||||||||||
時間割番号 | GAM502 A | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 井上 克枝/小口 敏夫/桐戸 敬太/柏木 賢治/三井 貴彦/櫻田 庸一/澤田 智史 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 後期・(未登録)・(未登録) | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||
種々の臓器の機能不全を改善するための、再生医科学、臓器移植学の概念、原理や技術を理解する。臓器機能再建方法と機能補填のための保存的治療法について理解する。これらの先進医療技術を支える医療システムやドラッグデリバリーシステムについても理解する。 | |||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||
1.臓器移植の概念、原理や技術について概説できる。 2.再生医科学について概説できる。 3.臓器機能再建方法と機能補填のための保存的治療法について概説できる。 4.ドラックデリバリーシステムについて概説できる。 5.医療情報システムについて概説できる。 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||||||
講義およびInteractive Discussion | |||||||||||||||||||
<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
機能再建、再生、移植について、体系的な理解を期待する。 | |||||||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
再生医科学と臓器移植学とは、以下のような学問体系である。 1.再生医科学:身体の機能を再生するには、自己の組織を用いる方法、他人の組織を移植する方法、人工的に処理した動物の組織を移植する方法、人工物で補う方法、さらに自己の組織、細胞から新たな組織を作成し、移植する方法などがある。最後の方法は、ヒトの組織や臓器が再生しやすい条件を作ることによって、それらの再生を助けようとする学問領域である。従来の臓器移植や人工臓器だけではできなかった新しい治療法の開発を行う。そのためには、いくつかの新しい医用材料の応用も必要である。 2. 臓器移植学:移植とは、病気や事故などのために失った臓器、組織の形態、機能を補うために、自分あるいは自分以外の動物(人間を含む)の体の一部を移植することである。 自己は非自己を認識し排除しようとする機能を持ち、これによって移植された組織の拒絶反応が起こる。 移植では、この拒絶反応を抑制し、組織の排除をなくすことも大きな目標のひとつである。 上記学問の基礎を含めた先進的医療技術と、それを支える先進的医療情報システムやデリバリーシステムについて、7名の講師が以下の講義を行う。 柏木賢治:「眼科領域の検査法、治療法の進歩」 角膜移植を含む。 櫻田庸一:「黄斑疾病の病態と治療」 澤田智史:「腎移植の現状と課題」 三井貴彦:「泌尿器科学における基礎研究」神経再生による下部尿路機能の回復や尿路の再生を含む。 井上克枝 「血栓止血の機序: 血小板を中心として」 iPS細胞を用いた輸血用血小板製剤を含む。 小口敏夫:「製剤技術と再生医療」ドラッグデリバリーシステム(DDS)の概説を中心に、「細胞増殖因子の徐放化技術」といった再生医療におけるDDSにも触れる。 佐藤弥「医療情報システム概説」電子医療記録(EMR)、電子健康記録(EHR)、個人健康記録(PHR)について、日本での普及状況、活用の利点と問題点を概説する。 |