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授業科目名 スペイン語初級II
時間割番号 CSB102 B
担当教員名 室住 香織
開講学期・曜日・時限 後期・水・I 単位数 2
<対象学生>
工(機メ電コ先)・医
<授業の目的>
スペイン語の基礎を学びます。引き続き初等文法を学びながら、様々な単語を覚え、少しでも読んだり書いたり、あるいは会話や聞き取りをしたり、といったことができるようになるのが目標です。後期は様々な新しい話が出てきますが、特に重視するのは、スペイン語独自の様々な表現です。例えば「私はブドウが好き」という代わりに、スペイン語では「ブドウは私に好かれている」といいます。そんな表現方法の違いを通して、言語による表現の違いを学んでもらいたいと思います。もちろん前期同様、広大なスペイン語の世界について、語学そのものと同時に学んでもらうことも、授業の大きな目標になります。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
B異文化理解と外国語リテラシー自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会のあり方について相対的視点から意見を述べることができる。
「英語」で自らの専攻分野の内容を理解し、その内容について簡単に表現することができる。
「ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語」で基礎的な内容について読み書き、口頭でのやりとり・意思疎通ができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1スペイン語で基礎的な内容について読み書き,口頭でのやりとり・意思疎通ができる。B
2スペイン語やスペイン語文化圏に関する様々な事象について説明できる。A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
190%期末試験・小テスト/レポート・受講態度(発音・文法・語彙の3要素を,適切に運用できているか)
210%小テスト/レポート・受講態度(外国語やその文化圏に関する知識を,積極的に得ようとしているか)
合計100% 
<授業の方法>
対面とオンライン授業「ライブ型」の組み合わせで授業を行います。「ライブ型」の週はテレビ会議システムを利用して、同時双方向リアルタイム動画配信授業を行うと共に、GoogleFormなどを用いて毎回の授業後に、リアクションペーパーを提出してもらい、受講態度を判断する材料とします。

スペイン語文法の習得を軸にしながら、スペイン語圏を舞台とした映画や、会話シーンの多い旅番組などを使って、スペイン語の音の響きに慣れてもらいたいと思います。また、中間テストと期末テストに加え、数回に一度、小テストを行いますので、それらをペースメーカーにして、授業でやったことを身につけていってください。

 面接授業で実施する予定だが,COVID-19の感染状況によってはTeams等を活用したライブ型のオンライン授業も適宜採用する。
 期末試験による総括的評価と,課題提出による形成的評価を組み合わせて評価を行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
スペイン語は若い先生達が担当する科目です。学生の皆さんとの対話を大事にしながら、授業を進めていきたいと考えていますので、よろしくお願いします。後期は内容も少し難しくなりますが、きちんと復習をしていれば、自分でも気づかないうちに少しずつスペイン語が身についていくはずです。学期が終わったときにそれが実感できるよう、普段の勉強を大切にしてください。

教科書は、山梨大学のスペイン語教員の3名が関わった「ミカサトゥカサ」を指定しました。授業は基本的にこちらのをベースに行います。それと並行して皆さん自身で勉強を進めたい、と思って下さる方は、演習の授業を受講したり、教科書の付属のウェブサイトに順次あげていく予定の練習問題をご活用下さい。
<テキスト>
  1. 大橋麻里子・永田夕紀子・渡辺暁他, ミカサ・トゥカサ ─よくわかるスペイン語文法への招待─, 朝日出版社, ISBN:978-4-255-55135-7
<参考書>
  1. 高垣 敏博(編集代表), ポケットプログレッシブ 西和・和西辞典, 小学館, ISBN:978-4095061313
  2. 佐々木直美, 旅の指さし会話帳・ペルー, 情報センター出版局, ISBN:978-4795829138,
    (本屋さんではあまり売ってないと思いますが、先輩たちからもらえると思います)

  3. コララテ著, メキシコ : メキシコ(スペイン)語, 情報センター出版局, ISBN:9784795820531,
    (本屋さんではあまり売ってないと思いますが、先輩たちからもらえると思います)

  4. 佐藤圭著, スペイン : スペイン語 第4版, 情報センター出版局, ISBN:9784795850132,
    (旅の指さし会話帳シリーズの中では最も手に入りやすいかと思います。)

  5. テジョ・J・マロト著, スペイン語12課, 白水社, ISBN:9784560016565,
    (1982年出版・昨年度まで初級の授業で使っていた、今年も演習で使う予定の教科書です。)
<授業計画の概要>
1タイトル第1回 前期の復習その1(あいさつと発音)
事前学習
事後学習
事前学習:前期学習項目の復習をしておく。
事後学習:授業で扱ったことの復習。
授業内容後期学習に備えて、前期に学習した項目の確認をする。
2タイトル第2回 前期の復習その2(ser, estar, tener)
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの指示された箇所の単語を調べておく。
事後学習:授業で扱ったことの復習。
授業内容ser, estar, tenerの復習を通して動詞の活用について理解する。
3タイトル第3回 前期の復習その3(動詞ir+様々な表現)
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの指示された箇所の単語を調べておく。
事後学習:授業で扱ったことの復習。
授業内容前期に学習した項目を用いて、スペイン語で自分なりの文章を作れるようになる。
4タイトル第4回 前置詞・疑問詞についてのまとめ
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの指示された箇所の単語を調べておく。
事後学習:授業で扱ったことの復習。
授業内容各前置詞、疑問詞の持つニュアンスを理解し、使い分けができるようになる。
5タイトル第5回 規則活用の動詞1(estudiar = 勉強する、等)
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの指示された箇所の単語を調べておく。
事後学習:授業で扱ったことの復習。
授業内容3つある規則動詞の活用の一つ-ar型の活用を理解する。
6タイトル第6回 規則活用の動詞2(comer = 食べる、等)
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの指示された箇所の単語を調べておく。
事後学習:授業で扱ったことの復習。
授業内容3つある規則動詞の活用の一つ-er型の活用を理解する。
7タイトル第7回 規則活用の動詞3(vivir = 住む・生きる、等)
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの指示された箇所の単語を調べておく。
事後学習:授業で扱ったことの復習。
授業内容3つある規則動詞の活用の一つ-ir型の活用を理解する。
8タイトル第8回 不規則活用の動詞とその使い方1(querer = ~したい、等)
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの指示された箇所の単語を調べておく。
事後学習:授業で扱ったことの復習。
授業内容語根母音変化ie型の活用規則を理解し、相手に自分の希望を伝えられるようになる。
9タイトル第9回 不規則活用の動詞とその使い方2(poder = ~できる、等)
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの指示された箇所の単語を調べておく。
事後学習:授業で扱ったことの復習。
授業内容語根母音変化ue型の活用規則を理解し、自分のできることを伝えられるようになる。
10タイトル第10回 動詞ir(=to go)を使った未来の表現(1)
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの指示された箇所の単語を調べておく。
事後学習:授業で扱ったことの復習。
授業内容動詞irのさまざまな使い方を理解する。
11タイトル第11回 動詞ir(=to go)を使った未来の表現(2)
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの指示された箇所の単語を調べておく。
事後学習:授業で扱ったことの復習。
授業内容動詞irを応用し、自分の将来について語ることができるようになる。
12タイトル第12回 スペインの食生活について(スペイン語の文章を読む)
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの指示された箇所の単語を調べておく。
事後学習:授業で扱ったことの復習。
授業内容文章読解を通して、スペインの文化について学ぶ。
13タイトル第13回 スペインの食生活について(続)
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの指示された箇所の単語を調べておく。
事後学習:授業で扱ったことの復習。
授業内容後期学習項目の復習。
14タイトル第14回 山梨大の生活についての作文
事前学習
事後学習
事前学習:これまでの学習項目を復習しておく。
事後学習:作文した内容を自分であらためて確認する。
授業内容これまでやってきた内容を元に、自分で身の回りのことをスペイン語にしてみる。
15タイトル後期の総まとめと1年間の総括
事前学習
事後学習
事前学習:これまでやってきたことを自分なりに振り返ってみる。
事後学習:一年間の学習を、今後どのように活かすことができるか考えてみる。
授業内容一年間のまとめ。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。
<備考>
(未登録)