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授業科目名 日本語初中級IA
時間割番号 CJA201
担当教員名 仲本 康一郎
開講学期・曜日・時限 前期・木・I 単位数 2
<対象学生>
2023年4月4日(火)に行われる日本語プレイスメント・テストで、初中級レベルと判定された留学生、日本語非母語話者。
詳細は<受講に際して・学生へのメッセージ>を参照。
<授業の目的>
日常生活や大学生活で必要とされる日本語の総合的なコミュニケーション能力を向上させること。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養異文化理解と外国語リテラシー自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会のあり方について相対的視点から意見を述べることができる。
「英語」で自らの専攻分野の内容を理解し、その内容について簡単に表現することができる。
「ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語」で基礎的な内容について読み書き、口頭でのやりとり・意思疎通ができる。
B汎用能力1・コミュニケーションスキル読解力情報の正確さや分析の妥当性などについて吟味しながら学術的な文献を読むことができる。
C傾聴力相手の意見を丁寧に聴き、その意味・意図を自分自身で表現できる。
D口頭発表力自分の意見を、一定の論理的根拠を伴って、わかりやすく話すことができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1日本語の会話や読解を通して、異文化リテラシーを向上させること。A
2異文化接触に関する読み物を読み、ディスカッションをすることができること。B
3日常生活や大学生活で必要とされる会話能力、聞き取り能力を向上させること。C
4日常の身近な話題をとりあげ、論理的な談話構成できるようになること。D
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
125%【方法】口頭発表、作文課題、テスト等【観点】自文化や異文化に関する知識をもとに、日本語で意見を表明できること。
225%【方法】口頭発表、作文課題、テスト等【観点】身近な話題の読み物を読んで内容を理解し、自分なりの意見を表明できること。
325%【方法】口頭発表、作文課題、テスト等【観点】日常生活や大学生活において、身近な話題をもとに会話を進めることができること。
425%【方法】口頭発表、作文課題、テスト等【観点】日常の身近な話題をとりあげ、論理的でわかりやすい説明ができること。
合計100% 
<授業の方法>
・日常生活の身近な話題についてロールプレイを行い、受講生の気づきを促すことでコミュニケーション能力の向上を図ります。
・談話構成に必要な語句や表現を整理し、正確さと流暢さのバランスをとりながら、効果的なコミュニケーションの練習を行います。
・授業は【対面】で行う予定ですが、【オンライン(ライブ型)】に変更する場合もあります。
・授業では会話の課題が数回あります。課題を提出するときは、G-フィロス(B1-221)で日本語サポートSA(Student Assistant)のチェックを受けるようにしてください。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・日本語プレイスメント・テストは2023年4月4日(火)15時40分からZoom を使ってオンラインで行いますが、ZoomのURLはCNS(学内電子掲示板)でお知らせします。Zoomを使ってテストに参加するのが難しい人は、当日15時30分にT-1号館2階のT1-21教室に来てください。
<山梨県立大学の学生へ>
・日本語プレイスメント・テストを受けてもらう必要があります。
・日本語プレイスメント・テストの日時や方法は、山梨県立大学から案内があります。
・授業の形式は、基本的には面接授業ですが、オンラインで実施する場合はオンラインでの受講、
面接授業の場合は山梨大学甲府キャンパスにて受講してもらいます。
<テキスト>
  1. Satoru Koyama(小山悟), J Bridge : To Intermediate Japanese, 凡人社, ISBN:9784893584977
<参考書>
  1. 友松悦子, 和栗雅子著, 短期集中初級日本語文法総まとめポイント20, スリーエーネットワーク, ISBN:9784883193288
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス
事前学習
事後学習
・本授業のシラバスを読んでくること
・ガイダンスをふりかえり、これからの学習計画を立てること
授業内容自己紹介、アイスブレイク、授業の概要、スケジュール、教科書
2タイトル紹介する1「同窓会の写真」
事前学習
事後学習
・家族の写真を用意してくること
・テーマに沿った会話練習と作文課題をしてくること
授業内容【文法事項】ハとガ、テイル形、連体修飾 【語句・表現】家族、印象
3タイトル紹介する2「あのころ、そのころ」
事前学習
事後学習
・ふるさとの写真を用意してくること
・テーマに沿った会話練習と作文課題をしてくること
授業内容【文法事項】指示詞(コソア)、引用の表現 【語句・表現】思い出、体験
4タイトル紹介する3「あなたはどんな性格?」
事前学習
事後学習
・仲のよい友だちと撮った写真を用意してくること
・テーマに沿った会話練習と作文課題をしてくること
授業内容【文法事項】ぼかし表現、対比の表現 【語句・表現】外見、性格
5タイトル旅行する1「ベトナムへ行こう! 」
事前学習
事後学習
・行ったことのある観光地について調べてくること
・テーマに沿った会話練習と作文課題をしてくること
授業内容【文法事項】条件表現-1、定義の表現 【語句・表現】地形、気候
6タイトル旅行する2「ベトナムに行く前に」
事前学習
事後学習
・自分の国や地域を案内するときのアドバイスを考えてくること
・テーマに沿った会話練習と作文課題をしてくること
授業内容【文法事項】助言と提案、処置の表現 【語句・表現】旅行、持ち物
7タイトル旅行する3「日本の観光地:長崎」
事前学習
事後学習
・日本の観光地 長崎について調べてくること
・テーマに沿った会話練習と作文課題をしてくること
授業内容【文法事項】位置と形状、由来の表現 【語句・表現】地理、歴史
8タイトル前半のまとめと復習
事前学習
事後学習
・前半のまとめと復習をしてくること
・中間テストをふりかえり、誤答した箇所を確認すること
授業内容前半のまとめとして、中間テストを実施する
9タイトル異文化に触れる1「フィリピンでの留学生活」
事前学習
事後学習
・日本に来たときに困ったことを思い出してくること
・テーマに沿った会話練習と作文課題をしてくること
授業内容【文法事項】可能表現、変化の表現 【語句・表現】問題、解決
10タイトル異文化に触れる2「フィリピン人の国民性」
事前学習
事後学習
・日本に留学するまえの日本のイメージを思い出してくること
・テーマに沿った会話練習と作文課題をしてくること
授業内容【文法事項】比較の表現、様態の表現 【語句・表現】行動、性格
11タイトル異文化に触れる3「帰国前の大失敗」
事前学習
事後学習
・日本と自国の習慣やマナーの違いを考えてくること
・テーマに沿った会話練習と作文課題をしてくること
授業内容【文法事項】意図の表現、義務の表現 【語句・表現】習慣、マナー、宗教
12タイトル将来の夢1「それぞれの夢」
事前学習
事後学習
・将来つきたい職業、やってみたい仕事を考えてくること
・テーマに沿った会話練習と作文課題をしてくること
授業内容【文法事項】欲求の表現、経過の表現 【語句・表現】職業、仕事
13タイトル将来の夢2「30年後の世界」
事前学習
事後学習
・30年後に世界はどう変わるかを想像してくること
・テーマに沿った会話練習と作文課題をしてくること
授業内容【文法事項】願望の表現、推量の表現 【語句・表現】社会問題
14タイトル将来の夢3「未来の新製品」
事前学習
事後学習
・こんなものがあったらいいというものを想像してくること
・テーマに沿った会話練習と作文課題をしてくること
授業内容【文法事項】条件表現2、自動詞・他動詞 【語句・表現】操作、機能
15タイトル総括評価・まとめ
事前学習
事後学習
・これまでの授業をふりかえり復習をしてくること
・授業の全体をふりかえり学びの成果を確認すること
授業内容本授業の学びを総括し、授業のまとめと評価を行う
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
山梨大学に赴任するまえに、大阪外国語大学留学生センター(現 大阪大学国際教育交流センター)で、国費留学生、私費留学生を対象にした日本語教育を実践してきました。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。
<備考>
(未登録)