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授業科目名 ワイン製造演習及び体験学習
分類・系統自然科学 科学系
時間割番号 CAN050
担当教員名 横森 洋一/井上 絵梨
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 2
<対象学生>
受講開始時に20歳を超えていることが必要である。
<授業の目的>
山梨県の主要な産業の一つであるワイン製造について、原料となるブドウ栽培の現状を把握するとともに、実際にワインの製
造体験学習を通して、「ものつくり」の経験と知識を習得する。ワイン科学研究センターの醸造設備を用いて製造体験学習を
行うためワインに興味をもつ学生教育に効果がある。
※本科目は、令和3年度以前の入学者に対しては「地域課題解決人材育成プログラム対象科目」です。
※本科目は、令和3年度以前の入学者に対しては「やまなし未来創造教育プログラム対象科目」です。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養地域理解自らの生活の場である地域の特色・課題を説明できる。
B汎用能力4・論理的思考力情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。
C5・問題解決力構想力多様な解決方法を案出・検討し、適切な方法を選択できる。
D実行力計画に従って解決に取り組むことができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1ワイン製造を実際に体験し地域理解を深める。A
2ワイン製造に関わる基本的な事項を説明できる。B
3ワイン製造に関する正しい知識を入手できる。C
4基本的なワイン製造の知識を、実際のワイン製造に応用することができる。D
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
135%受講態度。積極性を評価する。
255%レポート。論理性を評価する。
35%レポート評価に含める。
45%受講態度に含める。
合計100% 
<授業の方法>
9月の夏休み期間と10月を利用し、山梨県のブドウ栽培やワイン醸造に関する講義、ワイン製造体験学習および試醸ワインの成分分析実験を行う。12月に官能評価の講義およびワインティスティングを行う。講義は、ワイン科学研究センターの講義室、製造体験学習は、グループに分かれワイン科学研究センターの工場で行う。実習形式の授業となるため、基本的には対面授業とする。新型コロナウイルス蔓延等の事情により、実習が困難な場合は、他形式の授業を行う可能性がある。また、実習時は全員マスク着用し、定期的な換気を徹底する。状況によっては定員数を減らし、学生間の距離を保てるようにする。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
出席必須の日(履修申告時に提示)に、他の授業(実習・集中講義含む)がない学生のみ履修申告可能である。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル講義1:ワイン製造にかかわる法令等の基礎知識
事前学習
事後学習
講義で配布する資料を確認して理解する
授業内容ワイン製造にかかわる法令等(酒税法、食品衛生法、HACCPなど)を解説する
2タイトル講義2:ワインの基礎知識
事前学習
事後学習
講義で配布する資料を確認して理解する
授業内容酒類の分類や特徴などワインの基礎知識を説明する
3タイトル講義3:ワイン製造の基礎知識
事前学習
事後学習
講義で配布する資料を確認して理解する
授業内容ワインの製造工程の概要を説明する
4タイトル講義4:ワイン製造1
事前学習
事後学習
講義で配布する資料を確認して理解する
授業内容ブドウの処理からワインを醸造する工程について説明する
5タイトル講義5:ワイン製造2
事前学習
事後学習
講義で配布する資料を確認して理解する
授業内容醸造したワインの処理から熟成までの工程を説明する
6タイトル講義6:ワインの成分分析
事前学習
事後学習
講義で配布する資料を確認して理解する
授業内容ワインの成分分析について説明する
7タイトル講義7:ワインの官能評価
事前学習
事後学習
講義で配布する資料を確認して理解する
授業内容ワインの官能評価方法について解説する
8タイトル体験学習1:ブドウの除梗・破砕
事前学習
事後学習
事前に配布予定の実習の手引書を読んで理解しておく
授業内容ブドウ果実の重量を測定し、ブドウの選果、除梗、破砕する
9タイトル体験学習2:ブドウの搾汁
事前学習
事後学習
事前に配布予定の実習の手引書を読んで理解しておく
授業内容破砕したブドウを圧搾して果汁を分離する
10タイトル体験学習3:ブドウ果汁の処理と調整
事前学習
事後学習
事前に配布予定の実習の手引書を読んで理解しておく
授業内容必要な亜硫酸量、補糖量、補酸量などを算出し、添加する
11タイトル体験学習4:ブドウ果汁の発酵
事前学習
事後学習
事前に配布予定の実習の手引書を読んで理解しておく
授業内容乾燥ワイン酵母の使用法を学び、酒母を添加する
12タイトル体験学習5:発酵の停止作業
事前学習
事後学習
事前に配布予定の実習の手引書を読んで理解しておく
授業内容亜硫酸を使用して発酵を停止し、発酵停止時のワインの成分を分析する
13タイトル体験学習6:ワインのビン詰め工程
事前学習
事後学習
事前に配布予定の実習の手引書を読んで理解しておく
授業内容滓引きにより清澄したワインをビンに詰める
14タイトル体験学習7:ワインの官能評価
事前学習
事後学習
官能評価の講義資料を確認する
授業内容作成したワインと市販のワインを比較しながら、ティスティング(官能評価)する
15タイトルまとめ
事前学習
事後学習
データを確認し、グループ内で情報を共有し、整理する
授業内容これまでのデータをグループ内で共有してレポートにまとめる
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員の一部はワイン製造・研究開発や公的研究機関での実務経験をもとに講義及び実習を行います。
<備考>
(未登録)