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授業科目名 メカトロニクス入門
分類自然科学
時間割番号 CAN044
担当教員名 岡村 美好/赤松 範麿
開講学期・曜日・時限 後期・金・III 単位数 2
<対象学生>
定員11名。
本講義は「教養発展科目」のため、2年生以上が対象です。
なお、山梨県立大学の学生についても2年生以上が対象です。
<授業の目的>
問題を発見し解決するための考え方と各種方法を修得するとともに、自ら学び行動できる自律性を育成する。グループワークによる演習を通して、討議力や口頭発表力を身につける。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通汎用能力1・コミュニケーションスキル討議力他者の意見を的確に捉え、理解の深まりや内省につながる対話ができる。
B4・論理的思考力情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。
C5・問題解決力課題設定力課題を明らかにし、解決すべき「問い」を立てることができる。
D構想力多様な解決方法を案出・検討し、適切な方法を選択できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1グループディスカッションで対話し、ファシリテーターの役割を務めることができる。A
2事例研究での活動と成果を論理的に説明できる。B
3与えられた課題について、目標を設定することができる。C
4設定した目標について、適切な解決方法を提案できる。D
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%ディスカションや質疑、グループワークに積極的に参加しているか、毎回の授業について振り返りを入力しているかで評価する
220%レポートの内容が課題に対応したものになっているか、論理的な説明になっているかで評価する
315%プレゼンテーションで、与えられた課題に対応した目標が設定できたかを評価する
415%プレゼンテーションで、設定した目標に対応した解決方法が提案できたかを評価する
合計100% 
<授業の方法>
原則として面接授業で行う。
授業資料はmoodleで配布し、毎回授業終了後にmoodleに振り返りを入力する。参考書は授業中に適宜紹介する。
1~8回は問題解決に関する講義とディスカッション、演習等を行う。9~15回は事例研究として、ワークショップ形式で具体的な問題解決(課題抽出から解決方法の提案まで)に取り組み、グループワークによるディスカッションやプレゼンテーション等を行う。
山梨県立大学との連携解説科目である。8回までは梨大生の面接授業を県大生向けにライブ配信する。9回以降は原則として県大生も面接授業とする。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
工学部メカトロニクス工学科2年生と一緒の授業ですが、メカトロニクスの専門知識がなくても問題解決とメカトロニクスに興味があれば受講は可能です。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス、メカトロニクスと問題解決(岡村)
事前学習
事後学習
配布資料の内容確認
振り返りをmoodleに入力する
授業内容シラバスの説明と授業の進め方、、メカトロニクス工学を構成する学問・技術分野、問題解決のプロセスと構造、問題解決方法としてのメカトロニクス
2タイトル問題の見つけ方と目標の設定(岡村)
事前学習
事後学習
配布資料の内容確認
振り返りをmoodleに入力する
授業内容グループディスカッションの進め方、問題の定義と見つけ方、問題の構造、目標と制約条件
3タイトル情報の収集と整理(岡村)
事前学習
事後学習
配布資料の内容確認
振り返りをmoodleに入力する
授業内容情報の種類と収集方法、情報の整理方法
4タイトル情報の分析と図解(岡村)
事前学習
事後学習
配布資料の内容確認
宿題:指定された文章を図解した資料を作成して提出、振り返りをmoodleに入力する
授業内容情報の尺度とグラフ化、情報の図解方法、具体と抽象
5タイトル解決方法の検討(1)発想方法(岡村)
事前学習
事後学習
配布資料の内容確認
振り返りをmoodleに入力する
授業内容ブレインストーミング、KJ法、マインドマップ
6タイトル解決方法の検討(2)問題解決のためのフレームワーク(岡村)
事前学習
事後学習
配布資料の内容確認
振り返りをmoodleに入力する
授業内容シールアンケート法、意思決定マトリクス法、メリット・デメリット法、ペイオフマトリックス法、デザイン思考
7タイトル解決策の実行と評価(岡村)
事前学習
事後学習
配布資料の内容確認
振り返りをmoodleに入力する
授業内容問題解決における解決策の実行と評価、事例研究のテーマ「山梨県の魅力をメカトロニクスで向上させる」について概要説明
8タイトルワークショップとファシリテーターの役割(赤松)
事前学習
事後学習
配布資料の内容確認
振り返りをmoodleに入力する
授業内容ワークショップ形式、そもそも発想のウォーミングアップ
9タイトル事例研究(1)課題抽出(赤松)
事前学習
事後学習
宿題:「私の思う、山梨県ならではの魅力」(指定フォーマットに記入して提出)
振り返りをmoodleに入力する
授業内容ワークショップ形式、「山梨県の魅力とは?」に対するアイデア出しと発表
10タイトル事例研究(2)目標と課題設定(赤松)
事前学習
事後学習
宿題:魅力を見える化するアイデア
振り返りをmoodleに入力する
授業内容ワークショップ形式、「山梨県の魅力とは?」に対する目標と課題の設定
11タイトル事例研究(3)メカトロニクスによる問題解決(岡村)
事前学習
事後学習
配布資料の内容確認
振り返りをmoodleに入力する
授業内容ワークショップ形式、山梨県の魅力を高めるためのメカトロニクスのアイデア出し
12タイトル事例研究(4)発表:目標と課題(岡村)
事前学習
事後学習
発表用スライドの作成と発表準備
振り返りをmoodleに入力する
授業内容発表会:「山梨県の魅力をメカトロニクスで向上させる」の目標と課題
13タイトル事例研究(5)解決方法の検討① ペルソナとシナリオ(岡村)
事前学習
事後学習
配布資料の内容確認
振り返りをmoodleに入力する
授業内容ワークショップ形式、解決方法案出・検討のためのペルソナとシナリオの作成
14タイトル事例研究(6)解決方法の検討② プロトタイピング(岡村)
事前学習
事後学習
配布資料の内容確認
振り返りをmoodleに入力する
授業内容ワークショップ形式、解決方法具体化のためのプロトタイピング
15タイトル事例研究(7)発表:解決方法の提案、総括と振り返り(岡村)
事前学習
事後学習
発表用スライドの作成と発表準備
宿題:最終レポートの作成と提出。振り返りをmoodleに入力する。
授業内容発表会:「山梨県の魅力をメカトロニクスで向上させる」の解決方法の提案
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
事例研究の前半は、プロのファシリテーターによるワークショップを行う。
<備考>
(未登録)