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授業科目名 ワインと宝石
分類・系統自然科学 科学系
時間割番号 CAN010
担当教員名 武井 貴弘/柳田 藤寿/鈴木 俊二/岸本 宗和/綿打 敏司/乙黒 美彩/有元 圭介/米崎 功記/久本 雅嗣/山中 淳二/長尾 雅則/原 康祐/斉藤 史恵
開講学期・曜日・時限 前期・火・V 単位数 2
<対象学生>
定員 120名
<授業の目的>
山梨県の地場産業であるワイン製造や宝飾産業に関連した授業科目として、本授業では、ブドウ栽培、ワインの製法、微生物およびブドウとワインの科学、ワインと味覚など、ついで宝石の結晶材料への変貌を辿りつつさまざまな日常生活に関わりの深い無機材料について学び、山梨の県内産業の特徴について学習する。
※本科目は、令和3年度以前の入学者に対しては「地域課題解決人材育成プログラム対象科目」です。
※本科目は、令和3年度以前の入学者に対しては「やまなし未来創造教育プログラム対象科目」です。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
B地域理解自らの生活の場である地域の特色・課題を説明できる。
C汎用能力2・情報リテラシー情報収集力図書館やインターネットなどから多様な文献や資料を入手できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1山梨県の産業について学び、概要を説明できる。A
2ワインと宝石に関する基礎を理解し、さらなる応用的知識を自ら学修できる。C
3地場産業を教養と汎用能力として自らの知識に取り入れ「地域理解」としてこれを説明できる。B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
140%山梨県の産業に関連する知識と理解度
230%ワインと宝石に関する基礎知識とその応用力
330%地場産業の地域理解度
合計100% 
<授業の方法>
講義は、各専門の先生が、基本的にオンデマンド形式で授業を行う。また、先生によっては、小テスト等を行う場合もある。CNSおよびMoodleを利用するが,使用法について予め学んでください。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
山梨県の地場産業に関わる研究を行っている二つの研究施設、ワイン科学研究センターとクリスタル科学研究センターの教員がそれぞれの専門に基づき、基礎的な内容の講義をする。広い知識を持とうとする人を歓迎。授業時間以外の質問等は、連絡のうえ随時可能。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル病気からブドウを守る(鈴木)
事前学習
事後学習
事前学習:事前に配布される資料を読み、概要を把握する。
事後学習:授業後に講義資料の内容を復習する。
授業内容ブドウの病気がなぜ栽培上の問題なのか、またその対策などを学ぶ
2タイトルワインの発酵と微生物(柳田)
事前学習
事後学習
事前学習:事前に配布される資料を読み、概要を把握する。
事後学習:授業後に講義資料の内容を復習する。
授業内容ワインの発酵に関する微生物とそれを用いた商品開発について学ぶ
3タイトルワインの製造方法と酒税法(岸本)
事前学習
事後学習
事前配布資料を読み、概要を把握しておくこと。
受講後に講義資料の内容を復習する。
授業内容ワインの製造方法、酒税法について解説する。
4タイトルワイン製造に関わる微生物~発酵から汚染まで~(乙黒)
事前学習
事後学習
事前配布資料を読み、概要を把握しておくこと。
受講後に講義資料の内容を復習する。
授業内容ワイン製造に欠かせない酵母や乳酸菌が発酵中にどのような働きをしてワインを美味しくするのかを考える。
5タイトルデータから見るブドウとワインの状況(久本)
事前学習
事後学習
Moodle上で配布するテキストを読み、その概要を理解しておく。
授業内容世界と日本におけるブドウやワインの生産や消費状況について学習する。
6タイトルワインの成分(斉藤)
事前学習
事後学習
これまでのブドウ栽培・ワイン製造法などについて理解しておく。
授業内容ワインの品質に影響を与える各主成分について学習する
7タイトルワイン関連総括と中間評価
事前学習
事後学習
ワイン関連のこれまでの講義資料を学習する。
評価結果を閲覧し、正しい解答を理解する。
授業内容ワイン関連の内容の総括評価を行う。
8タイトル宝石からセラミックスへ ~日本の中の山梨宝飾産業とその変遷~(武井)
事前学習
事後学習
事前配布されるテキストを読みその概要を理解しておく。
小テストを行うことで復習する。
授業内容山梨県の宝飾産業の変遷を説明しながら、宝石からセラミックスへの流れを学習する。
9タイトル結晶構造と機能(原)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:小テストによる理解度の確認
授業内容結晶構造の成り立ちと物質の性質との関連について学習する。
10タイトル結晶の成長法と結晶の完全性(綿打)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:配布資料を使って復習する。
授業内容結晶の成長法の特徴と成長させた結晶に生じる欠陥の種類について概説し、主に点欠陥によって引き起こされる物性変化について学習する。
11タイトル結晶構造とX線回折(山中)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:授業後に講義資料の内容を復習する。
授業内容結晶の面と方位の表現方法を学習する。
粉末X線回折の原理を学ぶ。
12タイトル機能性単結晶 ~山梨県に関わりのある水晶や超伝導体の機能~(長尾)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:講義後の復習(小テスト)
授業内容物質を単結晶化することによって見えてくる機能や特性。
山梨県に関わりの深い水晶についても学習する。
13タイトル結晶の電気的性質(有元)
事前学習
事後学習
特になし
小テストによる理解度の確認
授業内容結晶内の原子配列が電気的な力によってもたらされることを学ぶ。
金属・絶縁体・半導体の電気的特性の違いが何故生まれるのか、等を学ぶ。
14タイトル不純物がもたらす光学的性質(米崎)
事前学習
事後学習
事前に配布される資料を予習する。
授業後に講義資料の内容を復習する。
授業内容着色の程度を定量的に評価する方法ならびに結晶中の不純物が着色に与える影響について理解する。
15タイトル宝石関連 総括評価・まとめ
事前学習
事後学習
宝石関連のこれまでの講義資料を学習する。
評価結果を閲覧し、正しい解答を理解する。
授業内容宝石関連の内容の総括評価を行う。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員の一部は製造・研究開発や公的研究機関での実務経験をもとに講義をします。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。
<備考>
(未登録)