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授業科目名 社会の中の医療・医学
時間割番号 CAD004
担当教員名 鈴木 章司/岩崎 甫/柏木 賢治/加賀 佳美/秦 康範/石黒 浩毅
開講学期・曜日・時限 後期・火・I 単位数 2
<対象学生>
医学科1年次生(教養発展科目)(必修)
<授業の目的>
本学医学部が理念として掲げる「深い人間愛と広い視野を持ち、医の倫理を身に付け、科学的根拠に基づいた医学的知識、技術を備え、地域医療や国際医療に貢献できる医療人や国際的に活躍できる優れた研究者を養成する教育・研究を行います。」を達成するために、本授業の目的は以下の通りとする。(1)社会の様々な領域で活躍されているゲストや学内教員の講義を聴いて意見交換することで、医療・医学と社会の多様な接点、課題を知り、解決策について自ら考える。(2)自分の適性にあったキャリアを歩んで社会貢献するために、医療人として求められる基本的な資質と能力を習得する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
B健康維持増進力心身の健康を維持・増進する方法について説明できる。
C地域理解自らの生活の場である地域の特色・課題を説明できる。
D汎用能力1・コミュニケーションスキル討議力他者の意見を的確に捉え、理解の深まりや内省につながる対話ができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1・深い人間愛と広い視野を持つことができる。A
2・医の倫理の重要性について理解できる。A
3・医療人に求められる社会性を身につけることができる。D
4・科学的根拠に基づいた医学の重要性を理解できる。A
5・国民の健康増進と福祉、地域社会への貢献について理解できる。C
6・国際的な医療活動について理解できる。A
7・医学・医療の発展と課題について考察することができる。B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
110%出席状況、授業(質疑応答)への参加態度および一連の授業終了時に課すレポートで総合評価する。
210%出席状況、授業(質疑応答)への参加態度および一連の授業終了時に課すレポートで総合評価する。
320%出席状況、授業(質疑応答)への参加態度および一連の授業終了時に課すレポートで総合評価する。
410%出席状況、授業(質疑応答)への参加態度および一連の授業終了時に課すレポートで総合評価する。
510%出席状況、授業(質疑応答)への参加態度および一連の授業終了時に課すレポートで総合評価する。
610%出席状況、授業(質疑応答)への参加態度および一連の授業終了時に課すレポートで総合評価する。
730%出席状況、授業(質疑応答)への参加態度および一連の授業終了時に課すレポートで総合評価する。
合計100% 
<授業の方法>
毎回異なるテーマについて、主担当教員の司会により、学外からのゲストや学内教員の話を聴いて意見交換する、オムニバス形式の講義である。事前に視聴する教材などが提示されることがある。新型コロナウイルス感染症の蔓延状況によるが、2023年度においては対面授業を原則とし、一部をZOOMによるライブ型遠隔授業として実施する予定である。また、授業実施期間中にレポート課題を提示する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
学内の教員だけでなく、社会の様々な領域で活躍されているゲストをお招きして講義していただく。きわめて多忙な方々が貴重な時間を割いてくださることを十分に認識すること。本学の学生として相応しい真摯な態度で参加し、積極的に意見を述べることを期待する。講師に対する失礼な行為(遅刻、居眠り、不適切なスマホ操作、等)があった場合には退室を求める。また、講義室内においては標準的な感染予防策を励行すること。各テーマについて予め知識、意見をもって臨むことで、有意義な時間になると思われる。
<テキスト>
  1. 医学教育モデル・コア・カリキュラム(R4年度改訂版), 文部科学省ホームページ参照,
    (https://www.mext.go.jp/content/20221222-mxt_igaku-000026049_00001.pdf)

  2. 山梨大学医学部ディプロマポリシー,
    (https://www.yamanashi.ac.jp/about_institution/423#m4)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル現代における医療と社会
事前学習
事後学習
本テーマについての予備知識をつけて参加すること。授業で学んだこと、関心をもったことについて、さらに自己学習して理解を深めること。
授業内容本学 附属病院 薬剤部 小口敏夫 教授と主担当教員によるイントロダクション。
2タイトル地域社会貢献「ヴァンフォーレ甲府のあるべく姿」
事前学習
事後学習
本テーマについての予備知識をつけて参加すること。授業で学んだこと、関心をもったことについて、さらに自己学習して理解を深めること。
授業内容(株)ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ 佐久間悟 代表取締役社長をお招きする。
3タイトル患者と医師のコミュニケーションについて
事前学習
事後学習
本テーマについての予備知識をつけて参加すること。授業で学んだこと、関心をもったことについて、さらに自己学習して理解を深めること。
授業内容株式会社エフエム富士 専務取締役 手塚義人 氏 (渡航心臓移植患者) をお招きする。
4タイトル遺伝医療の発展と倫理的課題
事前学習
事後学習
本テーマについての予備知識をつけて参加すること。授業で学んだこと、関心をもったことについて、さらに自己学習して理解を深めること。
授業内容本学 臨床遺伝学講座 石黒浩毅 教授による授業。
5タイトル国際緊急援助
事前学習
事後学習
本テーマについての予備知識をつけて参加すること。授業で学んだこと、関心をもったことについて、さらに自己学習して理解を深めること。
授業内容日本医科大学武蔵小杉病院 救命救急科 井上潤一 教授をお招きする。
6タイトル頻発・激甚化する自然災害に備える
事前学習
事後学習
本テーマについての予備知識をつけて参加すること。授業で学んだこと、関心をもったことについて、さらに自己学習して理解を深めること。
授業内容本学 地域防災・マネジメント研究センター 秦康範 准教授による授業。
7タイトルDX時代の診療連携の在り方
事前学習
事後学習
本テーマについての予備知識をつけて参加すること。授業で学んだこと、関心をもったことについて、さらに自己学習して理解を深めること。
授業内容本学 眼科学講座 柏木賢治 教授による授業。
8タイトル在外公館・刑務所での医療
事前学習
事後学習
本テーマについての予備知識をつけて参加すること。授業で学んだこと、関心をもったことについて、さらに自己学習して理解を深めること。
授業内容甲府刑務所 横山章 医務課長 (元外務省在外公館医務官、一等書記官) をお招きする。
9タイトルすべての人に星空を―「病院がプラネタリウム」の実践から 
事前学習
事後学習
本テーマについての予備知識をつけて参加すること。授業で学んだこと、関心をもったことについて、さらに自己学習して理解を深めること。
授業内容一般社団法人 星つむぎの村 高橋真理子 代表理事をお招きする。
10タイトル革新的医薬品の創出におけるアカデミアの役割
事前学習
事後学習
本テーマについての予備知識をつけて参加すること。授業で学んだこと、関心をもったことについて、さらに自己学習して理解を深めること。
授業内容本学 岩崎甫 副学長 (学術研究・産学官連携担当) による授業。
11タイトル動物介在療法としての乗馬療法
事前学習
事後学習
本テーマについての予備知識をつけて参加すること。授業で学んだこと、関心をもったことについて、さらに自己学習して理解を深めること。
授業内容帝京科学大学 医療科学部 作業療法学科 石井孝弘 教授をお招きする。
12タイトルグローバルヘルスにおける関連機関の活動とキャリアについて
事前学習
事後学習
本テーマについての予備知識をつけて参加すること。授業で学んだこと、関心をもったことについて、さらに自己学習して理解を深めること。
授業内容ハーバードビジネススクール (元ビル&メリンダ・ゲイツ財団 日本担当プロジェクトリード) 平井光城 氏をお招きする。
13タイトル次世代を担う若者へのメッセージ
事前学習
事後学習
本テーマについての予備知識をつけて参加すること。授業で学んだこと、関心をもったことについて、さらに自己学習して理解を深めること。
授業内容乾徳山恵林寺 古川周賢 老大師・哲学博士をお招きする。
14タイトル多職種が連携することで社会に貢献できる医療について
事前学習
事後学習
本テーマについての予備知識をつけて参加すること。授業で学んだこと、関心をもったことについて、さらに自己学習して理解を深めること。
授業内容富士吉田市立病院 小児科 小泉敬一 部長をお招きする。
15タイトル発達障害におけるダイバーシティを考える
事前学習
事後学習
本テーマについての予備知識をつけて参加すること。授業で学んだこと、関心をもったことについて、さらに自己学習して理解を深めること。
授業内容本学 小児科学講座 加賀佳美 講師による授業。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
主担当教員 鈴木章司は、心臓血管外科修練指導医・専門医、外科指導医・専門医であり、山梨大学医学部附属病院、The Royal Children’s Hospital (Melbourne, Australia)等での臨床経験がある。また、附属病院の医療の質・安全管理部を兼務した経験があり、山梨県医療事故調査支援団体連絡協議会統括者、山梨県災害医療コーディネーターである。これらの経験に基づいて、一連の授業のコーディネーター、ファシリテーターを務める。
<備考>
上記のタイトルおよび日程については前年度実績に基づく予定であり、詳細については後日に掲示する。
※本科目は、令和3年度以前の入学者に対しては「地域課題解決人材育成プログラム対象科目」である。
※本科目は、令和3年度以前の入学者に対しては「やまなし未来創造教育プログラム対象科目」である。