山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名
担当教員
環境浄化技術特論
遠山 忠/森 一博/風間 ふたば
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
PTM704 2 (未登録) 1 後期 II
[概要と目標]
環境浄化技術特論では、水環境や土壌環境に対する環境負荷の軽減・修復方法について学ぶことを目的とする。具体的には、有機汚濁物質、栄養塩類である窒素・リン、有害金属類や難分解性有機化学物質などの浄化技術として、物理化学的処理技術、生物学的処理技術や複合生態系機能強化技術などについての基礎を理解するとともに、最新の具体的な研究事例についても学ぶ。また、資源の持続可能な利用と負荷の低減を目指した廃水や廃棄物からの資源・エネルギー回収についても理解する。さらに、アジアなどの地域特性に合わせた問題解決や社会実装に向けた方法論を身に付け、環境浄化技術による国際貢献についても議論できるようにする。多国籍の受講者を対象とするため、英語の使用を前提とする。
本講義は、流域環境科学特別教育プログラムのディプロマポリシー D:「流域環境科学の専門的な理解に必要な水工学または水質学または微生物学・処理工学の基礎知識を習得し説明できる」に対応するものである。
[到達目標]
1.環境汚染の歴史、背景と現状を説明できること
2.有機汚濁物質の浄化技術を説明できること
3.窒素・リンの浄化技術を説明できること
4.有害金属類の浄化技術を説明できること
5.難分解性有機化学物質の浄化技術を説明できること
6.廃水・廃棄物からの資源やエネルギー回収技術を説明できること
7.環境浄化技術による国際貢献について説明できること
[必要知識・準備]
化学、生物学、環境工学に関する基礎知識を持っていることが望ましい。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 70  %論理的に記述、考察できているか 
2受講態度 30  %科目参加への積極性、演習の内容、等 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第1回 環境汚染の歴史、背景と現状および環境浄化の考え方(風間・森・遠山)
第2回 有機汚濁物質の浄化技術:汚濁物質の発生源、種類、汚染状況、問題点(森)
第3回 有機汚濁物質の浄化技術:浄化技術の基礎、最新事例、今後の展望(森)
第4回 窒素・リンの浄化技術:窒素・リンの発生源、汚染状況(遠山)
第5回 窒素・リンの浄化技術:浄化技術の基礎、最新事例、今後の展望(遠山)
第6回 有害金属類の浄化技術:有害金属類の発生源、種類、汚染状況(風間)
第7回 有害金属類の浄化技術:浄化技術の基礎、最新事例、今後の展望(風間)
第8回 難分解性有機化学物質の浄化技術:難分解性有機化学物質の発生源、種類、汚染状況(風間)
第9回 難分解性有機化学物質の浄化技術:浄化技術の基礎、最新事例、今後の展望(森)
第10回 廃水や廃棄物からの資源・エネルギー回収:廃水・廃棄物の発生状況、資源・エネルギーポテンシャル、資源・エネルギー回収の意義(森・遠山)
第11回 廃水や廃棄物からの資源・エネルギー回収:廃水・廃棄物からの資源・エネルギー回収技術、最新事例、今後の展望(森・遠山)
第12回 環境浄化技術による国際貢献(グループワーク)1(風間・森・遠山)
第13回 環境浄化技術による国際貢献(グループワーク)2(風間・森・遠山)
第14回 環境浄化技術による国際貢献(グループワーク)3(風間・森・遠山)
第15回 グループワークの発表と議論(風間・森・遠山)