山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名 微生物生態学特論
時間割番号 GLR597
担当教員名 田中 靖浩
開講学期・曜日・時限 後期・水・III 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
環境中に分布する微生物(特に細菌)の分離培養方法、分類・同定方法、解析技術に関する基礎的知識を習得する。また、各種微生物の地球環境における役割・機能について理解するとともに、それらの環境保全・浄化などへの利用技術について論じる。
<到達目標>
1.微生物の一般的な分離培養方法について説明できる。
2.微生物の分類・同定方法について理解する。
3.環境中に分布する微生物群集の解析方法について理解する。
4.環境微生物の役割・機能に関する基本的事項を理解する。
5.微生物の利用技術について理解する。
<授業の方法>
講義形式(スライドを使用)を基本とするが、必要に応じて講義に沿ったテーマについての議論やプレゼンテーションを行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 35  %講義項目第8回から第12回に関する知識の定着を問う 
2試験:中間期 35  %講義項目第2回から第6回に関する知識の定着を問う 
3発表/表現等 30  %すべての講義項目に関する内容の理解度、知識の定着度を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
本講義を履修するにあたっては生物学の基礎的な知識を必要とします。
授業実施方式は対面を基本としますが、新型コロナウイルス感染症などの感染症の流行状況によってはZoomやTeams等によるオンライン形式での実施もありえます。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1回:本科目の概要説明
第2回:微生物の分類
第3回:微生物の分離培養方法
第4回:微生物の同定方法
第5回:環境微生物の解析手法1(環境試料からのDNA抽出)
第6回:環境微生物の解析手法2(16S rRNAアンプリコン解析他)
第7回:前半の総括
第8回:未培養・難培養性微生物
第9回:元素循環に関わる微生物
第10回:植物と共生する微生物
第11回:動物と共生する微生物
第12回:環境浄化に関わる微生物(バイオレメディエーション)
第13回:身近な環境に生息する微生物の役割・機能
第14回:学生による総括(プレゼンテーション)
第15回:後半の総括