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授業科目名 山梨地域課題特論
時間割番号 GLR591
担当教員名 岩田 智也/杉山 歩/安藤 勝洋/箕浦 一哉/八代 一浩/長池 卓男/五十嵐 哲也
開講学期・曜日・時限 後期・金・I-II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
山梨県内の地域産業や自然環境保全を事例として、現場で活躍されている研究者の方をお招きし、その課題の現状や解決のプロセスについて学び、地域課題についての理解を深めます。また、地域課題についての思考法を学び、事例に基づいたグループワークを行うことを通じ、地域イノベーションの創発能力を身につけます。これらの学びを通して、自身の研究課題に対しても複眼的な視点から発想することができるようになります。
<到達目標>
1.山梨県の歴史、文化、産業、自然の特色について説明できる
2.現代社会の地域課題について説明できる
3.地域課題に関する問題発見・問題解決の思考法を理解できる
<授業の方法>
講義・ディスカッション・発表を行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 60  %各回の演習課題(含 議論への参加・発表)。主体的に参加できているか。グループワーク・ディスカッションに貢献できているか。 
2発表/表現等 40  %最終課題発表。自分なりの課題を発見・定義できているか。 課題解決のための方法について提案できているか。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
1.ソーシャルデザイン特論の受講が望ましい
2.アクティブ・ラーニング形式の議論及びプレゼンを毎回の講義中に行う。
3.日本語または英語でコミュニケーションがとれること。議論は日本語を中心に行う。
4.グループワークではノートPCを用いた作業を行うので講義に持参する事が望ましい。
<テキスト>
  1. 特になし、適宜プリントなどを配布する。
<参考書>
  1. Alan Fyall ら, Marketing for tourism and hospitality : collaboration, technology and experiences, Routledge, ISBN:1138121290,
    (2019年出版)
<授業計画の概要>
第1週
1.イントロダクション:本科目の問題設定を学び、地域課題について考えることの意義について理解を深めます。(安藤)
2.現代の地域課題と山梨:現代社会における地域課題の概要と山梨県の地域特性について学びます。(杉山)
第2週
3.地域課題を考える方法1:システム思考などの地域課題の分析手法の概要を学びます。(安藤)
4.地域課題を考える方法2:デザイン思考などの地域課題の解決に関する思考法の概要を学びます。(杉山)
第3週
5.地域産業を考える1:山梨県の織物産業の事例を専門家から学びます。(山梨県職員、箕浦)
6.地域産業を考える2:織物産業の事例について議論し、理解を深めます。(山梨県職員、箕浦)
第4週
7.地域産業を考える3:織物産業の事例についてグループワークで検討します。(箕浦)
8.地域産業を考える4:グループワークの成果を発表し、議論します。(箕浦)
第5週
9.自然環境を考える1:山梨県の森林と野生生物について専門家から学びます。(山梨県職員、八代)
10.自然環境を考える2:自然環境保全の事例について議論し、理解を深めます。(山梨県職員、八代)
第6週
11.自然環境を考える3:自然環境保全の事例についてグループワークで検討します。(八代)
12.自然環境を考える4:グループワークの成果を発表し、議論します。(八代)
第7週
13.山梨の地域課題を考える1:総合的なテーマについてグループワークで検討します。(杉山)
14.山梨の地域課題を考える2:グループワークの成果に基づいて議論します。(安藤)
第8週
15.まとめ:グループワークを通じてこれまでの学びをふりかえり共有します。(杉山、安藤、箕浦、八代)