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授業科目名 英語教育の諸問題II
時間割番号 EEL241
担当教員名 堀田 誠
開講学期・曜日・時限 前期・金・III 単位数 2
<対象学生>
教育学部2年生
<授業の目的>
本授業の目的は,英語教育における諸問題のうち,主に,学習指導要領改訂後の文部科学省検定済教科書に係る諸問題,小・中・高等学校接続のめぐる諸問題を取り上げ,現状と課題について議論し,小学校から高等学校までを見据え,英語教育に関わる教師が持つべき指導者としての視点を身につけることを目指している。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門授業力・実践的技能教科書にある題材や単元等に応じた教材・資料を開発・作成することができる。
B教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
C持続的変態力教師として学び続ける意志と課題探求力を身につけている。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1教科書にある題材や単元等を分析し,学習指導要領の理念に基づいた教材・資料を開発・作成することができること。A
2教科の目標や内容に照らして,教科書の活用や連携接続の在り方についての知識・技能を高めることができること。B
3教師として学び続ける意志と英語教育に係る諸問題への課題探求力及び課題解決能力を身につけることができること。C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
130%レポート 課題
240%レポート 課題
330%受講態度,発表/表現等
合計100% 
<授業の方法>
本授業では,英語教育をめぐる諸問題の現状と課題を把握し,文献調査などの手法を用いて諸問題解決のための見通しと手立てを実践する。受講者同士で議論し,検討を行い,課題探求力と課題解決能力の育成を図る。(面接授業)
<受講に際して・学生へのメッセージ>
毎回参加していても,無気力な参加は許されない。実際に教師になった立場で批判的思考力および創造的思考力を働かせ,効果的な教科書活用の方法,小中高等学校の接続のあり方に関する有意義な議論となるように努めることが受講生に学生に求められている。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 石田雅近 [ほか] 著, 新しい英語科授業の実践 : グローバル時代の人材育成をめざして 改訂版, 金星堂, ISBN:9784764741119,
    (2020年出版)

  2. 小学校英語教育学会20周年記念誌編集委員会編, 小学校英語教育ハンドブック : 理論と実践 : 小学校英語教育学会20周年記念誌, 東京書籍, ISBN:9784487814244,
    (2020年出版)

  3. 全国英語教育学会, 英語教育学の今 ー理論と実践の統合ー,
    (全国英語教育学会第40回研究大会記念特別誌)

  4. 萬谷隆一 [ほか] 編著, 小中連携Q&Aと実践 : 小学校外国語活動と中学校英語をつなぐ40のヒント, 開隆堂出版,開隆館出版販売, ISBN:9784304014116
<授業計画の概要>
1タイトルオリエンテーション
事前学習
事後学習
授業前に,シラバスを確認し,疑問点等を整理しておく。
授業後にオリエンテーションの説明に沿って次回からの授業準備に取り組む。
授業内容授業の進め方や成績評価の方法等について理解する。
2タイトル学習指導要領改訂の要点(問題提起)
事前学習
事後学習
授業前に,小中高等学校学習指導要領解説を読み,学習指導要領に記された理念について整理しておく。
授業後に,今回の授業で議論の対象となった諸問題を整理し,学習指導要領の理念に基づいた授業,教科書,接続の在り方について各自の見解を持てるようにする。
授業内容授業前にもった学習指導要領に関する知識をもとに,小中高等学校における英語教育をとりまく諸問題について考える。
3タイトル文部科学省検定済教科書に係る諸問題(課題把握)
事前学習
事後学習
授業前に,文部科学省検定済の小中高等学校教科書を読み,課題や疑問を整理しておく。
授業後に,今回の授業で議論対象となった諸問題を振り返り,次回からの取り組み方について見通しを持てるようにする。
授業内容今回の授業を通して,授業前にもった課題や疑問を解決することができるように主体的な学修に取り組む。
4タイトル文部科学省検定済教科書に係る諸問題(課題分析の手法)
事前学習
事後学習
授業前に,教科書分析に関する文献を読み,課題や疑問を整理しておく。
授業後に,教科書分析に関する複数の分析の観点を整理するとともに,文献をさらに読み進め,分析結果を効果的に伝達する方法を検討する。
授業内容今回の授業を通して,授業前にもった課題や疑問を解決することができるように主体的な学修に取り組む。
5タイトル文部科学省検定済教科書に係る諸問題(結果と考察)
事前学習
事後学習
授業前に,教科書分析に関する文献を読み,課題や疑問を整理しておく。
授業後に,教科書分析に関する文献をさらに読み進め,自らの分析手法について省察を行うようにする。
授業内容今回の授業を通して,授業前にもった課題や疑問を解決することができるように主体的な学修に取り組む。
6タイトル小中高接続をめぐる諸問題(課題把握)
事前学習
事後学習
授業前に,小中高等学校の接続をめぐる諸問題について記された文献を読み,課題点と疑問点を整理する。
授業後に,今回の授業で議論の対象となった諸問題を整理し,小中高等学校の接続に関して各自の見解を持てるようにする。
授業内容授業前にもった小中高等学校の接続をもとに,小中高等学校の接続の在り方に関する諸問題について考える。
7タイトル小中高接続をめぐる諸問題(分析の視点)
事前学習
事後学習
授業前に,小中高接続をめぐる諸問題に関する文献を読み,課題や疑問を整理しておく。
授業後に,教科書分析に関する複数の分析の観点を整理するとともに,文献をさらに読み進め,分析結果を効果的に伝達する方法を検討する。
授業内容今回の授業を通して,授業前にもった課題や疑問を解決することができるように主体的な学修に取り組む。
8タイトル小中高接続をめぐる諸問題(課題分析と整理)
事前学習
事後学習
授業前に,小中高接続をめぐる諸問題に関する文献を読み,課題や疑問を整理しておく。
授業後に,小中高接続をめぐる諸問題に関する複数の分析の観点を整理するとともに,文献をさらに読み進め,分析結果を効果的に伝達する方法を検討する。
授業内容今回の授業を通して,授業前にもった課題や疑問を解決することができるように主体的な学修に取り組む。
9タイトル小中高接続をめぐる諸問題(結果と考察,まとめ)
事前学習
事後学習
授業前に,小中高接続をめぐる諸問題に関する文献を読み,課題や疑問を整理しておく。
授業後に,小中高接続をめぐる諸問題に関する文献をさらに読み進め,自らの分析手法について省察を行うようにする。
授業内容今回の授業を通して,授業前にもった課題や疑問を解決することができるように主体的な学修に取り組む。
10タイトル小中高接続に係る調査の在り方
事前学習
事後学習
授業前に,小中高等学校の接続をめぐる諸問題に関する調査について記された文献を読み,課題点と疑問点を整理する。
授業後に,今回の授業で議論の対象となった諸問題を整理し,小中高等学校の接続に関する調査について各自の見解を持てるようにする。
授業内容授業前にもった小中高等学校の接続に関する調査文献をもとに,小中高等学校の接続の在り方に関する調査について考える。
11タイトル小中高接続に係る調査の手法
事前学習
事後学習
授業前に,小中高等学校の接続をめぐる諸問題に関する調査について記された文献を読み,質問紙についての課題点と疑問点を整理する。
授業後に,今回の授業で議論の対象となった諸問題を整理し,小中高等学校の接続に関する調査について各自の見解を持てるようにする。
授業内容授業前にもった小中高等学校の接続に関する調査文献をもとに,小中高等学校の接続を報告した質問紙の内容について考える。
12タイトル小中高接続に係る調査結果の解釈
事前学習
事後学習
授業前に,小中高等学校の接続をめぐる諸問題に関する調査について記された文献を読み,質問紙についての課題点と疑問点を整理する。
授業後に,今回の授業で議論の対象となった諸問題を整理し,小中高等学校の接続に関する調査について各自の見解を持てるようにする。
授業内容授業前にもった小中高等学校の接続に関する調査文献をもとに,小中高等学校の接続を報告した質問紙の内容について考える。
13タイトル小中高接続に係る調査結果の分析
事前学習
事後学習
授業前に,小中高等学校の接続をめぐる諸問題に関する調査について記された文献を読み,分析方法についての課題点と疑問点を整理する。
授業後に,今回の授業で議論の対象となった諸問題を整理し,小中高等学校の接続に関する調査の分析方法について各自の見識を広げるようにする。
授業内容授業前にもった小中高等学校の接続に関する調査文献をもとに,小中高等学校の接続の調査結果の分析方法について考える。
14タイトル小中高接続に係る調査 結果と考察,まとめ
事前学習
事後学習
授業前に,小中高接続をめぐる諸問題に関する文献を読み,課題や疑問を整理しておく。
授業後に,小中高接続をめぐる諸問題に関する文献をさらに読み進め,自らの分析手法について省察を行うようにする。
授業内容今回の授業を通して,結果の伝達を通して,授業前にもった課題や疑問を解決することができるように主体的な学修に取り組む。
15タイトル総括
事前学習
事後学習
授業前に,第1回から第14回までを省察し英語教育をめぐる諸問題についてあらためて整理する。
授業後に,今回の授業をとおして得られた見通しをもとに,今後とも先行研究文献を参考にしながら,課題の把握,分析,結果,考察,解決への手立てなどを考えることができるように学びを深める。
授業内容第1回から第14回までの学修を振り返り,英語教育をとりまく諸問題の解決のために,どのようなことができる可能性があるのかについて見通しをもつことできるようにする。
<備考>
(未登録)