山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名
担当教員
青年期心理学
小澤 理恵子
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TPT304 2 教員免許状関係科目 1,2,3,4 前期 III
[概要]
学生は、生涯発達過程における思春期・青年期の位置づけおよび発達の様子を、他の発達期と比較しながら理解する。そして、現代の学校教育場面において生徒が直面する諸課題を学生が見いだし、理解を深める。それとともに、学生がその課題解決方法をより具体的に、また、実践に即して構想できるようにするため、青年期の諸問題に関わる具体的事例や資料を読み解き、理解し、考察を深める。
[具体的な達成目標]
1 青年期および発達心理学に関する基礎的知識の習得を目指し、その内容を記述する、あるいは説明できること。また、習得したをもとに、現代青年が直面する諸課題を資料や事例に基づいて考察し、その内容を説明し、表現できること。

2 発達過程全体を見据え、現代社会における思春期、青年期の児童生徒が直面する諸課題の解決方法を構想し、表現できること。さらに、実際の学教教育場面や教育実践につながる提案ができることを最も高い目標とする。学習事項を正確に再現したり、確認できることは中程度の目標である。
[必要知識・準備]
教育問題に関する関心や自己理解を深めることへの興味など、積極的に学習する意欲をもって受講して欲しいです。
授業内に設定するディスカッション、グループ討論に積極的に参加することを期待します。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 70  %全ての授業後に、小テストの実施、あるいは小レポート課題を出す。小テストは学習内容理解の程度を評価する。小レポートは学習内容を応用・発展させたり、考察する力を評価する。小レポートとは別に、中間レポート、および、期末レポートを課す。受講者は自ら課題設定を行い、情報収集およびその結果の整理、考察を行う。これにより課題探求および解決力を評価する。 
2発表/表現等 30  %中間レポートおよび期末レポートについて発表する。発表に際してはパワーポイント資料等を作成して発表し、質疑応答を行い的確・適切に伝達する。また、発表の聞き手も、積極的に質問や感想を発表する。表現力、コミュニケーションへの積極的態度を評価する。 
[教科書]
  1. 日本青年心理学会企画 ; 後藤宗理 [ほか] 編集, 新・青年心理学ハンドブック, 福村出版, ISBN:9784571230516,
    (2014年出版)

  2. 高木秀明監修・安藤・ 小沢・ 橋本編著, 挫折と向き合う心理学 : 青年期の挫折を乗り越えるための心の作業とその支援, 福村出版, ISBN:9784571230615,
    (2020年出版)
[参考書]
  1. その都度、講義の中で紹介する。
[講義項目]
1 オリエンテーションおよび青年期の諸理論
  講義資料を再読して復習。次回の授業内容の資料部分を読み予習を行う。

2 心と体の結びつきから考える青年期1
  講義資料を再読して復習。次回の授業内容の資料部分を読み予習を行う。

3 心と体の結びつきから考える青年期2
  講義資料を再読して復習。次回の授業内容の資料部分を読み予習を行う。
 
4 認知発達から捉えられる青年期
  講義資料を再読して復習し、不明点を整理し、自ら調べて補充。次回の授業内容の資料部分を読み予習を行う。

5 道徳的な判断と青年期
  講義資料を再読して復習し、不明点を整理し、自ら調べて補充。次回の授業内容の資料部分を読み予習を行う。

6 親子関係と青年期
  講義資料を再読して復習し、不明点を整理し、自ら調べて補充。次回の授業内容の資料部分を読み予習を行う。
  
7 中間レポートの発表
  各自作成のレポートをグループにわかれて発表し、質疑応答および相互評価などを行う。
 
8 学習活動と青年期
  講義資料を再読して復習し、不明点を整理し、自ら調べて補充。次回の授業内容の資料部分を読み予習を行う。

9 学習意欲と青年期
 講義資料を再読して復習し、不明点を整理し、自ら調べて補充。次回の授業内容の資料部分を読み予習を行う。

10 青年期のアイデンティティについて 心理社会的危機ー1
  講義資料を再読して復習し、不明点を整理し、自ら調べて補充。次回の授業内容の資料部分を読み予習を行う。

11 青年期のアイデンティティについて 心理社会的危機−2
  講義資料を再読して復習し、不明点を整理し、自ら調べて補充。次回の授業内容の資料部分を読み予習を行う。
 
12 青年期のアイデンティティ危機から確立へ 
講義資料を再読して復習し、不明点を整理し、自ら調べて補充。次回の授業内容の資料部分を読み予習を行う。

13 青年期と成人期以後の発達について 
  講義資料を再読して復習し、不明点を整理し、自ら調べて補充。次回の授業内容の資料部分を読み予習を行う。

14 期末レポートの発表1
  各自作成のレポートをグループにわかれて発表し、質疑応答および相互評価などを行う。

15 課題レポートの発表2
  グループ代表者によるレポート発表、質疑応答、相互評価などを行う。
[教育方法]
1 授業実施の形態は、基本的に「ライブ型」とする。教員がZoom あるいは Teamsにより、毎回同時双方向で学生にライブ講義を配信する。
2 授業前に、Moodle上に、講義で使用する資料をアップロードし、受講者はそれを参照しながら授業を受ける。
3 授業後に、Moodle上に、授業内容に関する小テスト、あるいは小レポート課題をアップロードする。受講者は決められた期日までに提出を行い、次回以降の授業時に、小テストあるいは小レポート等についての解説を行う。
4 グループディスカッション(Zoomによるブレイクアウトセッションなどにより)を取り入れる。
5 心理テスト等を実施し、学習内容に結びつけて解説する。Zoomの投票機能を用いて質問に回答する機会を設け、結果を共有して学習内容の理解を深める。
6 レポート発表などの発表活動を取り入れて、表現方法の工夫や、適切な伝達力を身につけ、また、他者とのやり取りによって相互啓発的に学習内容の理解を深め、興味関心を広げる。
7 授業内容について質問がある場合は、授業中あるいは授業終了前に質問を受け付け、解説を行う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)