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授業科目名
担当教員
基礎物理学II
浮田 芳昭
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TME103 2 (未登録) 1 後期 II
[概要]
 これまでに学んだ質点の力学を基にして、大きさを持つ代表的な剛体である球や丸棒の簡単な運動を第一原理から理解することを目標にする。このために、天体の運動と中心力(万有引力)の関係を通して質点から質点系へと運動方程式の理解を深め、重心の重要性を理解するとともに、剛体の簡単な運動、特に固定軸をもつ剛体の運動を理解する。 
[具体的な達成目標]
(1)ベクトルの合成や分解ができること.
(2)ベクトルの内積と仕事の関係が理解でき,基礎的な計算ができること.
(3)ベクトルの微分・積分と加速度・速度・変位の対応関係が理解でき,基礎的な計算ができること.
(4)質点の基本的な運動(単振動,単振り子,円錐振り子など)を数式を用いて取り扱えること.
(5)仕事とエネルギの関係が理解できること.
[必要知識・準備]
この講義では以下の科目を習得していることを前提にしています 
 線形代数 I
 微分積分学及び演習
 基礎物理学 I
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 34  %最終的な理解度のチェック 
2試験:中間期 66  %中間点での理解度のチェック 
[教科書]
  1. 兵頭 俊夫著, 考える力学, 学術図書出版社, ISBN:978-4-87361-099-3
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1.ガイダンス(講義の概要,講義の進め方,成績の評価法),基礎物理学Iの復習
2.ベクトルの外積,角運動量,中心力と面積速度一定の法則
3.等速運動する座標系
4.加速度運動する座標系
5.中間試験I
6.回転する座標系
7.遠心力とコリオリ力
8.2体系,惑星の運動
9.衝突現象
10.中間試験II
11.質点系
12.連続体
13.慣性モーメント
14.回転体の運動
15.期末試験
(講義の進捗状況に応じて内容は弾力的に対応する)
[教育方法]
授業中に頻繁に演習を行い、具体的に問題を解くことによって理解度を深める.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)