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授業科目名
担当教員
機械加工学
清水 毅
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TJM310 2 (未登録) 3 後期 IV
[概要]
本科目は,設計・製造に必要不可欠な科目として位置付けられる.
特に,有用な機器を設計し製作する技術に関する学問である.
この意味で,現代機械工業を支える大きな柱のひとつである.
 本講義では,機械加工技術である切削・研削理論およびその他の特殊加工技術とともに工場測定,寸法公差などの周辺技術を学習する.
[具体的な達成目標]
1.切削理論を理解し応用する能力を身に付け,切削理論を説明できる.
2.切削工具に関する工具材種・コーティング種を説明できる.
3.研削理論を理解し応用する能力を身に付け,研削理論を説明できる.
4.各種加工機の原理を説明できる.
5.ものづくりに必要な測定法,寸法公差等を修得し図面に反映できる.
[必要知識・準備]
1.基礎教育部門の数学と物理に関する基礎知識.
2.メカトロニクス工学実験Iで学習した内容.
3.メカトロニクス製図で学習した内容.
が必要となる.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %到達目標に示した項目3,4,5について,基本的理解度と論理的思考能力を評価. 
2試験:中間期 40  %到達目標に示した項目1,2,4について,基本的理解度と論理的思考能力を評価. 
3小テスト/レポート 20  %授業理解力,日常的勉学努力,自発的勉学を小テストにより評価. 
[教科書]
  1. 平井三友他, 機械工作法, コロナ社, ISBN:4339044814
[参考書]
  1. 機械工作法, 森北出版, ISBN:4627612109
  2. 機械と工具, 工業調査会
  3. ツールエンジニア, 大河出版
[講義項目]
1回目 ガイダンス
2回目 工作機械の歴史・加工精度・切削機構
3回目 構成刃先・切削機構
4回目 切削機構・2次元切削モデル
5回目 2次元切削モデル 切削温度,せん断角の理論・切りくず湾曲
6回目 テスト1回目および解説
7回目 工具材料・工具摩耗
8回目 工具寿命・理想あらさ
9回目 各種切削加工法
10回目 テスト2回目および解説
11回目 研削加工-1
12回目 研削加工-2
13回目 特殊加工
14回目 組み立て技術・ものづくり技術
15回目 期末試験・解説・まとめ
[教育方法]
1)基本的な事項は教科書を中心に説明する.
2)最近の加工技術や加工機について,専門雑誌より引用することで,現状の理解を助ける.
3)レポートあるいは小テストを課すことにより,理解を助ける.
4)欠席回数および受講態度に問題がある場合は減点の対象となる.
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
工作機械の設計開発業務を生かし,機械加工の重要性,加工方法の加工例をわかりやすく指導している.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)