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授業科目名
担当教員
機械要素II
清水 毅/寺田 英嗣
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TJM309 2 (未登録) 3 前期 III
[概要]
機械を設計する際には、機械を構成する要素についての知識が必要不可欠である。
機械要素IIでは、機械要素Iに引き続き、機械の設計に必要な機械要素についての強度計算・設計法を学習する。
本講義では、機械要素I以外の締結・接合要素、動力伝達要素、ばね要素を主に学習する。
[具体的な達成目標]
1.締結・接合要素の設計について説明が行え,機械工学的計算ができる。
2.動力伝達要素要素の設計について説明が行え,機械工学的計算ができる。
3.ばね要素の設計について説明が行え,機械工学的計算ができる。
[必要知識・準備]
基礎教育部門の数学以外に、以下の知識が必要であるので履修しておくこと。
1.材料と力学I,材料と力学II
2.機械要素I
3.運動の力学I
4.メカトロニクス製図
特に材料と材料力学は機械要素の設計には必須の知識となる。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 30  %到達目標3に示した項目に対する基本的理解度と論理的思考能力を評価。 
2試験:中間期 60  %到達目標1,2に示した項目に対する基本的理解度と論理的思考能力を評価。 
3小テスト/レポート 10  %授業理解力、日常的勉学努力、自発的勉学を評価。 
[教科書]
  1. 日本機械学会著, 機械要素設計, 日本機械学会,丸善出版, ISBN:9784888982818,
    (JSMEテキストシリーズ)
[参考書]
  1. 吉本成香 [ほか] 共著, 機械設計 : 機械の要素とシステムの設計, オーム社, ISBN:9784274221453
[講義項目]
オンラインと対面の併用になるのでCNSの掲示に注意すること.また状況により内容の変更がある.

第1回 ガイダンス,機械要素概要
第2回 ねじの設計1
第3回 ねじの設計2
第4回 ねじの設計3
第5回 ねじの設計4
第6回 ねじ系要素の総括および中間評価
第7回 ベルト・チェーンの設計1
第8回 ベルト・チェーンの設計2
第9回 クラッチ・ブレーキの設計
第10回 伝達要素,ブレーキ要素の総括および中間評価
第11回 ばねの設計1
第12回 ばねの設計2
第13回 リベット・溶接の設計1
第14回 リベット・溶接の設計2
第15回 ばね,リベット,溶接に関する設計の総括および総括評価
[教育方法]
1)基本的な事項は教科書を中心に説明する。
2)演習問題を課すことにより理解を深める。
3)レポートあるいは小テストを課すことにより理解を助ける。
4)学習内容により反転授業の形式で授業を進める(授業前に講義ビデオによる受講を課し,授業時間中は講義内容の確認,質疑応答,理解を深めるための演習問題)
5)欠席回数および受講態度に問題がある場合は減点の対象となる。
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
機械要素の設計開発・工作機械の設計開発業務を生かし、機械要素の重要性、強度計算の方法をわかりやすく指導している。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)