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授業科目名
担当教員
科学の作法
岡村 美好/清水 毅/石田 和義/石井 孝明
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TJM106 2 (未登録) 1 前期 III
[概要]
メカトロニクス工学科の学生として、カリキュラムに指定された講義・実験・実習・卒業研究等を通じて科学技術に関わる素養を身につけるために必要となる科学の作法を体得します。
学習教育目標に挙げた基礎学力およびコミニュケーション能力を効果的に獲得するためには、この道の先達が長年にわたって蓄えた有用な知識やマナー、仕事を効率よく進めるための工夫などを身につけておくことが不可欠です。この授業では、このような科学の学習や研究、技術の活用や開発において役立つ各種の作法をコンパクトにまとめて伝授します。
これらの作法はメカトロニクス工学科の実験・実習や卒業論文等においてレポート作成の様式となる重要なものです。また、作法は継続的自主的な学習を続けて行くための基礎であり、作法の意味と意義を知ることは社会性や技術者の責任について考察することにつながります。
[具体的な達成目標]
以下の項目に関する必要最小限の素養として、テキストに示された作法の要点を完全に身につけることを目標とします。
1.グラフで物事を説明できる
2.数式で簡単な変化を記述できる
3.日本語で物の様子を説明できる
4.英語の基本文型で簡単な技術的事項を説明できる
5.記号による表現の作法が説明でき、これを使いこなすことができる
さらに、上記のそれぞれにおいて、観測と認知、情報の処理、表現、分析、予測という科学の技法がどのように活用されるかを説明できることを目指します。
[必要知識・準備]
この講義では、指示がある場合を除き、特に予習は必要ありません。授業時間に集中力を発揮して、これまでに学んだ知識はもちろんのこと、蓄えてきたあらゆる知恵や経験を活用して、課題に取り組む必要があります。授業で習得した作法は、あらゆる状況において常に実践するよう心がけることが重要です。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %テキストに挙げる課題の演習の結果とレポート課題の成績を総合して6割以上達成できている場合に合格とします。 
2受講態度 50  %集中して実際に課題に取り組む(指定された時間内に課題を仕上げる)こと、発表等で授業に貢献することが重要です。 
[教科書]
  1. 科学の作法,
    (本授業用に作成されたテキストです。PDFファイルで配布します。)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第1回 ガイダンス、科学の作法とこころ、レポートの作法
【第2回〜第6回 岡村担当】
第2回 言葉で表現する(1)
第3回 言葉で表現する(2)
第4回 言葉で表現する(3)
第5回 変化を説明する(1)
第6回 変化を説明する(2)
【第7回〜第10回 石田担当】
第7回 グラフを活用する(1)
第8回 グラフを活用する(2)
第9回 グラフを活用する(3)
第10回 グラフを活用する(4)
【第11回〜第14回 清水担当】
第11回 わかりやすく説明する(1)
第12回 わかりやすく説明する(2)
第13回 わかりやすい文章を書く(1)
第14回 わかりやすい文章を書く(2)
【第15回 石井担当】
第15回 異文化を理解する、まとめ
[教育方法]
教員がZoom等によるライブ講義を行なった後、指定された時間内に履修者が講義内容に関する問題を解き、そのPDFファイルをMoodleにアップロードして提出します。ライブ講義の中で、問題の解答について検討・解説し、理解を深めます。講義中にできなかった問題や講義内容に準じた課題をレポート(宿題)として課すこともあります。
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
企業での経験を元に解説をすることがある。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)