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授業科目名
担当教員
基礎物理学I
岡村 美好
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TJM103 2 (未登録) 1 前期 II
[概要]
工学的問題を解くために必要な物理学の力学分野について学びます。それと併せて、自然現象を理解するための一つの視点として物理学を捉えること、学ぶことの面白さを知ることを目指します。そのために、力学に関する専門用語、および諸法則についての理解を深め,そこで学んだ基本的概念および原則を使って力学の問題を解く能力の習得に取り組みます。
[具体的な達成目標]
1.ベクトルの概念を理解し,内積・外積,微分・積分の計算ができる。
2.質点の簡単な運動について,運動方程式を立てて運動を計算することができる。
3.力学的エネルギーや運動量,仕事の概念とその保存則について説明でき、それらを用いて力学問題を解くことができるる。
4.剛体の簡単な運動について,運動方程式を立てて運動を計算するることができる。
[必要知識・準備]
高等学校で学んだ数学(ベクトル,微分・積分)と物理(力学分野)を復習しておくこと。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 35  %授業項目8〜14についての理解度 
2試験:中間期 35  %授業項目1〜6についての理解度 
3小テスト/レポート 20  %課題が正しく解けているか、解けなかった場合はなぜ解けなかったを振り返っているか 
4受講態度 10  %演習問題ノートの提出とその内容 
[教科書]
  1. Raymend A. Serway, 科学者と技術者のための物理学 Ia 力学・波動, 学術図書出版社, ISBN:978-4-87361-074-0
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1.ガイダンス,ベクトル
2.1次元の運動
3.2次元の運動(1)
4.2次元の運動(2)
5.運動の法則
6.円運動とニュートンの法則の他の適用例
7.中間試験と振返り
8.仕事とエネルギー
9.ポテンシャルエネルギーとエネルギー保存則
10.運動量と衝突(1):運動と衝突、2次元の衝突
11.運動量と衝突(2):質量中心、質点系の運動
12.固定軸のまわりの剛体の回転(1):角速度と角加速度、回転の運動エネルギー
13.固定軸のまわりの剛体の回転(2): 慣性モーメント、トルク、回転運動における仕事とエネルギー
14.転がり運動、角運動量およびトルク
15.期末試験と振返り
学生の理解状況に応じて、進行と内容は変更する場合がある。
[教育方法]
反転授業で行います。毎回、事前に配信された動画を視聴してから授業に参加してください。授業はZoomにより毎回同時双方向のライブ型で行います。授業中は、学生が演習問題を解き、教員はその解説を行います。授業終了後には、演習ノートをmoodleにアップロードして提出してもらいます。
中間試験と期末試験は、マスクをつけ、学生間の距離を確保して、教室で行います。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
オフィスアワーを火曜日4・5時限、木曜日5時限とし、学生からの質問や相談に対応します。