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授業科目名
担当教員
プログラミングII及び実習
本間 聡
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TEE205 2 (未登録) 2 前期 IV-1-V-1
[概要]
現在、工学システムの設計や制御のために、コンピュータによる数値解析やシミュレーションは不可欠な技術となっている。様々な物理現象を表す線形代数学や微分積分学、微分方程式をプログラムで表現する手法、その解析結果を視覚化する手法を学ぶ。電磁気学や様々な力学に係る簡単な事象を例題として、実際に数値解析する。
 上記の課題に取り組むことを通して、主にC言語を用いて自由にプログラミングできる技術を身に着けることを目的とする。
[具体的な達成目標]
主にディプロマポリシー「4.ディジタル回路」について、プログラミング言語に習熟し、各種数値計算やシステム制御を行うソフトウェアを設計・制作できる能力を身に着けることを目標とする。
(ア)制御ループの構造とデータ型を利用したCプログラムが作成できること
(イ)関数を利用したCプログラムが作成できること
(ウ)ファイル入出力を利用したCプログラムが作成できること
(エ)配列型データ構造を利用したCプログラムが作成できること
(オ)ポインタを利用したCプログラムが作成できること
(カ)メモリの動的確保を利用したCプログラムが作成できること
(キ)構造体/共用体を利用したCプログラムが作成できること
(ク)分割コンパイルが行えること
(ケ)クラスを利用したC++プログラムを作成できること
[必要知識・準備]
C言語の基礎知識とVisual Studioの基本操作
(これらについては講義中では解説しないので,あらかじめよく復習しておくこと)
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 45  %授業理解力、表現力、論理的思考能力、問題設定/解決能力を問う 
2試験:中間期 45  %授業理解力、表現力、論理的思考能力、問題設定/解決能力を問う 
3小テスト/レポート 10  %授業中にレポートを課す.授業理解力、表現力、論理的思考能力、問題設定/解決能力を問う 
[教科書]
  1. 内田智史, C言語によるプログラミング基礎編第2版, オーム社, ISBN:4274064409
[参考書]
  1. 内田智史, C言語によるプログラミング応用編第2版, オーム社, ISBN:4274064875
[講義項目]
第1回:C言語における変数の定義、制御ループの構造、ポインタとアドレス、配列型データ構造
第2回:関数と戻り値,ポインタ,ファイル入出力,メモリの動的確保、構造体
第3回:連立一次方程式の解法 
第4回:連立一次方程式の解法 
第5回:非線形方程式の解法(ニュートン法など)
第6回:微分方程式の解法
第7回:数値解析結果のグラフ表示
第8回:中間評価(総括とまとめ)
第9回:微分方程式の解法
第10回:微分方程式の解法
第11回:C言語とC++言語 オブジェクト指向プログラミングの考え方
第12回:オブジェクト指向プログラミングの基礎 クラスの作成
第13回:オブジェクト指向プログラミングの基礎 ソースの見直し
第14回:オブジェクト指向プログラミングの演習
第15回:評価(総括とまとめ)
[教育方法]
講義では、プログラム作成および各種アルゴリズムの基本的な事項について解説する。さらに、毎回ソフトウェア作成課題を課す。講義終了後に,演習課題の結果を提出する。時間内にできなかった課題については、必要に応じて次の講義までに提出を求める。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)