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授業科目名
担当教員
建設工学実験I
齊藤 成彦/佐藤 賢之介
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TCE305 1 (未登録) 3 前期 III-IV
[概要]
建設材料学及び演習で学習したコンクリートについて、目標とする特性を有するコンクリートを設計するための材料設計(配合設計)の方法を学ぶとともに、破壊実験を通してコンクリートの力学特性を理解する。
[具体的な達成目標]
・コンクリートの製作過程と配合設計を理解し、所定の条件を満たすコンクリートが製作できる。
・フレッシュコンクリートおよび硬化コンクリートの特性について理解ができる。
・フレッシュコンクリートおよび硬化コンクリートの試験を行うことができる。
・コンクリートの配合設計ができる。
・所定の条件を満たすコンクリートが製作できる.
・フレッシュコンクリートの特性を説明できる.
・硬化コンクリートの力学特性を説明できる.
・チームで協力して目標とするコンクリートの設計・施工を実施できる.
[必要知識・準備]
・建設材料学及び演習(コンクリート)に関する知識
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %情報収集/整理力、問題設定解決能力 
2受講態度 50  %積極性・協調性、グループでの活動 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 土木材料実験指導書, 土木学会, ISBN:4810604837
  2. 小林一輔, 最新 コンクリート工学, 森北出版 , ISBN:4627430957
[講義項目]
1 ガイダンス(実験方法の説明)
2 コンクリートの配合設計1
3 コンクリートの打設とフレッシュコンクリートに関する実験
     (コンクリートの製造、コンシステンシー測定など)
4 硬化コンクリートに関する実験(圧縮強度試験、非破壊試験など)
5 コンクリートの配合設計2(これまでの実験結果の分析および応用)
6 総括・エンジニアリングデザイン(結果の考察)

予習:配布資料の該当部分を読み実験手順を理解しておく
復習:レポート作成が復習を兼ねる
[教育方法]
・Zoomを用いた同時双方向のライブ講義配信と、面接での実験を混合して実施する。
・1,2および5,6は、Zoomでの説明・講義を行う。
・3,4は面接授業とし、実験室で作業を行う。
・面接授業は、授業前後での手指消毒、換気を徹底し、マスク着用で距離をとって実施する。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《土木環境工学科》
(D) 問題解析・分析能力
 主要分野に関する実験・実習における実体験を通じて、現象の理解を深め、これを応用することができる。
(F) 問題の把握および専門知識の応用力
 基礎科目で習得した知識・技術を課題探究、問題解決に応用することができる。
[その他]
本講義の位置付け
土木環境科学実験、建設材料学及び演習 → 建設工学実験I → 土木環境工学卒業論文