山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名
担当教員
高分子物性
奥崎 秀典
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TAC313 2 (未登録) 3 前期 II
[概要]
高分子の物性は、その形や大きさ、立体規則性や高次構造に大きく支配される。本講義では、高分子溶液の熱力学や測定法、構造解析法、結晶構造について概説する。また、高分子の力学的性質や熱的性質、電気的性質、光学的性質、ゲルの構造や物性について具体例を交えながら説明する。
[具体的な達成目標]
高分子の形や大きさ、高次構造などから、さまざまな物性や特徴を説明できる。
[必要知識・準備]
2年次で開講されている高分子合成化学を履修し、高分子に関する基礎を理解しておくこと。また、基礎材料化学や固体物性の授業を履修することが望ましい。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 25  %高分子に関する知識や解析力を評価する。 
2試験:中間期 25  %高分子に関する基礎知識や基礎解析力を評価する。 
3小テスト/レポート 25  %授業で学んだ内容に関して説明できるか、計算問題が解けるかを評価する。 
4受講態度 25  %授業で学んだ内容に関して課題発見・提案ができるかを評価する。 
[教科書]
  1. 岡村誠三,中島章夫,小野木重治,河合弘迪,西島安則,東村敏延,伊勢典夫, 高分子化学序論 第2版, 化学同人, ISBN:4759800506
[参考書]
  1. 高分子学会編, 基礎高分子化学 第2版, 東京化学同人, ISBN:9784807906352
[講義項目]
1.ガイダンス,高分子科学の歴史
2.高分子鎖の形と大きさ
3.高分子溶液の熱力学
4.高分子溶液の測定
5.高分子の構造解析
6.代表的な高分子の構造と結晶化
7.中間試験
8.中間試験の解答と解説
9.高分子の力学的性質
10.高分子の熱的性質
11.高分子の電気的性質
12.高分子の光学的性質
13.ゲルの構造と物性
14.期末試験
15.総括評価・まとめ
[教育方法]
分子モデルを用いて高分子鎖の形態について説明し、ビデオなどの教材やpower pointで説明する。原則対面で行うが、状況によりオンラインで行う場合もある。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)