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授業科目名
担当教員
有機化学
桑原 哲夫
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TAC223 2 (未登録) 2 前期 IV
[概要]
カルボニル基やアミンを有する化合物は機能性有機材料や医薬品などに多く用いられている。またカルボニル化合物やアミン化合物への反応は単純な化合物から所望の有機化合物を合成する最も基本となる化学である。有機化学では、カルボニル基を有する化合物(アルデヒド、ケトン、カルボン酸、カルボン酸誘導体)とアミン化合物の化学の基礎を身につける。
[具体的な達成目標]
1)カルボニル基を含む化合物(アルデヒド・ケトン)の構造と性質・合成・反応を理解し説明できる
2) カルボニル基を含む化合物(カルボン酸と誘導体)の構造と性質・反応性を理解し説明できる
3)エノラートイオンの構造と性質・反応性を理解し説明できる
4)アミン・複素環の構造と性質・合成・反応を理解し説明できる
[必要知識・準備]
基礎有機化学IとIIの内容を理解していることが必要である。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %理解度 
2試験:中間期 40  %理解度 
3小テスト/レポート 15  %講義への集中力 
4受講態度 5  %授業への積極性(挙手・発言等) 
[教科書]
  1. マクマリー有機化学(上)、(中)、(下), 東京化学同人, ISBN:978-4807908097
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第1回 有機化学の学習に必要な基礎的事項の確認
第2回 カルボニル基の化学1(アルデヒド・ケトンの命名法、構造と性質)
第3回 カルボニル基の化学2(アルデヒド・ケトンの合成法)
第4回 カルボニル基の化学3(アルデヒド・ケトンの反応)
第5回 カルボニル基の化学4(カルボン酸と誘導体の命名法、構造と性質)
第6回 カルボニル基の化学6(カルボン酸と誘導体の合成法)
第7回 カルボニル基の化学7(カルボン酸と誘導体の反応)
第8回 中間評価(カルボニル基の化学)・まとめ
第9回 エノラートイオンの化学1(カルボニルα置換反応序論)
第10回 エノラートイオンの化学2(エノラートイオンを利用する炭素−炭素結合生成)
第11回 エノラートイオンの化学3(アルドール縮合、クライゼン縮合とその他関連反応)
第12回 アミンの化学1(アミンの命名法、構造と性質)
第13回 アミンの化学2(アミンの合成と反応)
第14回 アミンの化学3(窒素を含む複素環)
第15回  総括試験・まとめ
[教育方法]
講義内容に関する小テストを行い、重要な事柄・概念が理解できているか確認する。小テスト、中間評価および総括評価の結果に基づき評価を行う。
尚、授業は原則として対面式であるが、状況に応じてオンライン形式の講義となることもある。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)