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授業科目名
担当教員
基礎物理学II
野原 愼士
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TAC202 2 (未登録) 2 前期 I
[概要]
はじめて学ぶ学生にとって、電磁気学は分かりにくいものである。それは対象とする電磁場が、日常接しているにも拘らず、目に見えたり、手で触れたりすることができないことに起因する。本講義では、電磁気学の重要な項目のほとんど全てを学ぶことによって、電磁場の存在を実感でき、実感をもって電磁気学を理解できるようになる。
[具体的な達成目標]
1.電磁気学に基づく諸現象を論理的に記述できること。
2.電荷の存在によって生じる電界や電位、その電荷が動くことによる電流、その電流の周りに生じる磁界、それらの物質との関係(誘電体や磁性体も含めて)などについて説明できること。
これらにより、電磁気の工学的応用への橋渡しとなることを目標とする。
[必要知識・準備]
用いる教科書は世界的に広く使われている名著で、分かりやすく書かれており初学者にとって大変有難い本である。この本をじっくり読んで予習し、講義に臨んでもらいたい。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 35  %理解度、洞察力、考察力 
2試験:中間期 35  %理解度、洞察力、考察力 
3小テスト/レポート 20  %理解度 
4受講態度 10  %勤勉度 
[教科書]
  1. サーウエイ, 科学者と技術者のための物理学III、電磁気学, 学術図書出版社, ISBN:4873610737
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第 1回 電場
第 2回 ガウスの法則
第 3回 電位
第 4回 容量および誘電体
第 5回 電流と抵抗
第 6回 直流回路
第 7回 直流回路(2)
第 8回 中間試験とその解説
第 9回 磁場
第10回 磁場の発生源
第11回 磁場の発生源(2)
第12回 ファラデーの法則
第13回 インダクタンス
第14回 交流回路
第15回 総括評価
[教育方法]
教科書を中心に板書、プリント等により講義を行う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)