山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ |
授業科目名 | 特別支援教育概論 | ||||||||||||||||||
時間割番号 | STS400 | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 永田 真吾 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 前期・月・II | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
特別支援教育特別専攻科Aコース | |||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||
障害の概念にはじまり,障害児教育の歴史的展開や教育制度,現在の特別支援教育の理念,様々な障害に関する客観的・科学的知識・概念を習得することが目的である。各障害について生理学・病理学・心理学・教育学など様々な角度から基礎的事項を理解し,一人ひとりの教育的ニーズに応じた支援を考えるための基礎を身に付ける。特別支援教育に関する基礎的科目である。 | |||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||
1.特別支援教育の理念・制度,各障害の基礎的事項を説明できる。 2.障害児者一人ひとりの特性・環境に応じた支援法の基本的事項について,生理病理・心理・教育等の各分野の知見に基づいて説明できる。 3.事例を基に,他者との対話を通して支援法や環境へのアプローチ方法を整理することができる。 |
|||||||||||||||||||
<授業の方法> | |||||||||||||||||||
・1回の授業の中で講義のほか,映像視聴・体験的学習・事例検討グループワーク等の演習を織り交ぜて行う。 ・毎回の授業終了時に,学習内容についてのmoodleによる小テスト・小レポートを実施する。また,結果やコメントについては適宜フィードバックする。 |
|||||||||||||||||||
<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
障害児教育・特別支援教育に関する最初の専門科目であるため内容も幅広いですが,1回1回の授業に真剣に取り組みその場で様々な知識や概念を理解する気持ちで授業に参加してください。この授業で取り扱う内容は在学中も卒業後も基礎的な知識として役立つはずです。教科書も十分活用しましょう。映像視聴では実際に子どもと関わっている気持ちで,演習では他者との対話から,全ての学びにおいて何かを得ようという姿勢で取り組んでください。 | |||||||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
1 障害の概念:障害の捉え方・障害観 2 障害に関する歴史:障害児教育の歴史的視点 3 障害の理解(1):視覚障害の理解と支援 4 障害の理解(2):聴覚障害の理解と支援 5 障害の理解(3):重複障害の理解と支援 6 障害の理解(4):病虚弱・肢体不自由の理解と支援 7 障害の理解(5):知的障害の理解と支援 8 障害の理解(6):自閉スペクトラム症(ASD)の理解と支援 9 障害の理解(7):注意欠如・多動症(ADHD)の理解と支援 10 障害の理解(8):限極性学習症(LD)の理解と支援 11 幼児期〜高校までにおける特別支援教育の理解 12 特別支援学校における特別支援教育の理解 13 障害児の発達アセスメントと個別の教育計画・個別の指導計画 14 クラスにおける障害児と保護者への支援 15 総括評価:まとめ |