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授業科目名 臨床疫学演習
時間割番号 PDM780
担当教員名 横道 洋司/三宅 邦夫
開講学期・曜日・時限 後期・(未登録)・(未登録) 単位数 6
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
疫学研究をどのように行い、分析し、分析結果を解釈し、報告し、実装するかを学ぶ。
<到達目標>
1. 臨床上の疑問を解決する為の研究課題を自ら設定し、それに答える為の文献と情報を収集し、入手できること
2. 1で探し当てた文献の内容を正確に理解できること
3. その文献で解決されていない課題を見付け出し、設定できること
4. 臨床の文脈に即し、他者に分かるように文献の内容を口頭および文章で発表できること
5. 自らが研究を行う際に、また臨床で実践する際に、文献で理解したことを応用できること
<授業の方法>
演習形式で授業を進める。自ら設定した課題を解決することに役に立つ文献を検索し、他者にそれを説明する資料を作成し、口頭で発表することで疫学の方法論と発表の仕方を学ぶ。文献の探し方、分析方法、結果の解釈、実装の仕方について、複数回のグループディスカッションを行う。この講義ではライブ型/面接授業を併用する。発表者と数人はZoomを用いてライブ発信し、聞き手はZoomによりその発表を視聴する。面接授業のメンバーはマスクを着用し、1 m以上離れ、部屋の窓を開けて換気し、授業前後に手洗いまたは消毒を行うこと。ライブを視聴している学生は音声またはチャット機能により積極的に自身の考えをフィードバックすること。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 40  %過去の文献の持つ意味を理解し、それを学術的な言葉で伝えられること 
2受講態度 20  %疫学の基本的な考え方を自ら積極的に学び、課題を見付けられること 
3発表/表現等 40  %他者が理解できるよう、自分の理解を伝えられるようになること 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
事前に発表者から配られた論文を精読し、講義に臨んでください。
<テキスト>
  1. Kenneth J.Rothman [著], ロスマンの疫学 : 科学的思考への誘い, 篠原出版新社, ISBN:9784884122683,
    (2004年出版)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
論文の読み込みとディスカッションを行う。到達目標に掲げた1-5の演習を行う。