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授業科目名 地域社会システム学セミナーI
時間割番号 LSS301 Q
担当教員名 藤原 真史
開講学期・曜日・時限 前期・金・VI 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
 担当教員を一人選択し、その教員の指導の下に学生自身の研究成果の発表や国内外の新しい情報を収集・整理したものの発表を行い、それに関する討論を実施する。卒業研究の実施に必要な論文作成能力・プレゼンテーション能力・英語文献読解力を習得することを目的とする。
 本セミナーでは、政治学、行政学、地方自治論、政策研究の観点から、調査や分析、討論等の能力の向上を目指す。
<到達目標>
 受講生は、本科目の学習を通して、次のような知識や能力の習得、向上を目指す。

 ・政治学の基礎を身につけ、市民として政治や行政を観察できる。
 ・地域や社会のあり方を決める構成要素とその特徴を、専門知識を用いて説明できる。
 ・行政学や地方自治論の専門的な文献を読解できる。
 ・行政や地方自治を取り巻く諸課題を、専門知識に基づいて議論できる。
<授業の方法>
・演習形式で行う。
・感染防止策(マスク着用、社会的距離の確保、換気、消毒)を講じつつ、面接授業(対面授業)で実施する。なお、感染状況によっては、オンライン授業に切り替える場合もある。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 50  %質疑応答、討論への積極的な参加を通して、授業理解度や論理的思考力を評価する。 
2発表/表現等 50  %文献輪読において担当箇所の報告を課し、理解度や論理的思考力を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
 行政学、地方自治論に関する分野は、時事的な論点に対する問題意識が重要となります。日頃から新聞報道などに関心を寄せて、自身の見解を持つようにしてください。

【オフィスアワーについて】
 前期授業期間中は木曜日5時限に研究室で実施する予定です。
<テキスト>
  1. <参考書>岩崎正洋(編著), 日本の政策課題, 八千代出版, ISBN:4842916842
  2. <参考書>真渕勝, 風格の地方都市, 慈学社出版, ISBN:4903425746
  3. <参考書>岸政彦・石岡丈昇・丸山里美, 質的社会調査の方法 -- 他者の合理性の理解社会学, 有斐閣, ISBN:4641150370
  4. <参考書>宇賀克也, 地方自治法概説 第7版, 有斐閣, ISBN:4641227225
  5. <参考書>砂原庸介, 分裂と統合の日本政治, 千倉書房, ISBN:4805111127
<参考書>
  1. 久米郁男, 原因を推論する, 有斐閣, ISBN:4641149070
  2. 伊藤修一郎, 政策リサーチ入門, 東京大学出版会, ISBN:413032215X
  3. 天川晃, 天川晃最終講義 戦後自治制度の形成, 左右社, ISBN:4865281851
  4. 曽我謙悟, 現代日本の官僚制, 東京大学出版会, ISBN:4130301616
  5. トーマス ポグントケ・ポール ウェブ, 民主政治はなぜ「大統領制化」するのか, ミネルヴァ書房, ISBN:4623070387
<授業計画の概要>
第1回:ガイダンス
第2回:文献輪読(報告、質疑応答、討論)(1)
第3回:文献輪読(報告、質疑応答、討論)(2)
第4回:文献輪読(報告、質疑応答、討論)(3)
第5回:文献輪読(報告、質疑応答、討論)(4)
第6回:文献輪読(報告、質疑応答、討論)(5)
第7回:文献輪読(報告、質疑応答、討論)(6)
第8回:文献輪読(報告、質疑応答、討論)(7)
第9回:文献輪読(報告、質疑応答、討論)(8)
第10回:文献輪読(報告、質疑応答、討論)(9)
第11回:文献輪読(報告、質疑応答、討論)(10)
第12回:文献輪読(報告、質疑応答、討論)(11)
第13回:文献輪読(報告、質疑応答、討論)(12)
第14回:文献輪読(報告、質疑応答、討論)(13)
第15回:まとめ