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授業科目名 地方財政学
時間割番号 LSS224
担当教員名 門野 圭司
開講学期・曜日・時限 後期・木・I 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
財政学で習得した財政に関わる制度や財政理論に関する知識を土台としつつ、地方財政計画や地方税、国庫補助負担金、地方財政調整制度、地方債など、地方財政分野に固有の各論について学ぶ。
<到達目標>
地方財政に関わる制度や地方財政理論に関する知識を学習するとともに、地方財政現象に対する理解をより深めるために必要な情報の収集能力や財政データの分析能力を身につけることを履修目標とする。
<授業の方法>
moodleを活用したオンデマンド型講義
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 60  %地方財政のしくみについての理解力、および、論理的な思考能力 
2受講態度 40  %講義内容についての理解度を測るためのリアクション・ペーパーの提出 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
財政学を履修済みであることが望ましい。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 門野圭司, 公共投資改革の研究, 有斐閣, ISBN:4641163316
  2. 門野圭司ほか, 生活を支える社会のしくみを考える, 日本経済評論社, ISBN:4818825174
  3. 諸富徹・門野圭司, 地方財政システム論, 有斐閣, ISBN:4641183597
<授業計画の概要>
第1回:地方財政の意義と役割
 地方財政の意義と役割について、事務配分や税源配分などの概念に基づいて学習する。
第2回:地方財政の仕組みと機能(その1)
 地方財政のしくみと機能についての各論としての地方予算論について学習する。
第3回:地方財政のしくみと機能(その2)
 地方財政のしくみと機能についての各論としての地方経費論について学習する。
第4回:地方財政のしくみと機能(その3)
 地方財政のしくみと機能についての各論としての地方税論(租税の基本要素)について学習する。
第5回:地方財政のしくみと機能(その4)
 地方財政のしくみと機能についての各論としての地方税論(住民税と事業税)について学習する。
第6回:地方財政のしくみと機能(その5)
 地方財政のしくみと機能についての各論としての地方税論(固定資産税その他)について学習する。
第7回:地方財政のしくみと機能(その6)
 地方財政のしくみと機能についての各論としての国庫補助負担金論(国庫負担金と国庫委託金)について学習する。
第8回:地方財政のしくみと機能(その7)
 地方財政のしくみと機能についての各論としての国庫補助負担金論(国庫補助金)および近年の補助金改革について学習する。
第9回:地方財政のしくみと機能(その8)
 地方財政のしくみと機能についての各論としての地方財政調整制度(理論と歴史)について学習する。
第10回:地方財政のしくみと機能(その9)
 地方財政のしくみと機能についての各論としての地方財政調整制度(地方交付税)について学習する。
第11回:地方財政のしくみと機能(その10)
 地方財政のしくみと機能についての各論としての地方債論について学習する。
第12回:地方財政分析指標
 地方団体の財政運営状況を観察するためのさまざまな指標の利活用について学習する。
第13回:地方分権改革と三位一体の改革(その1)
 近年の地方分権改革の具体的な展開プロセスについて学習する。
第14回:地方分権改革と三位一体の改革(その2)
 近年の地方分権改革の一環として行なわれた三位一体の改革について学習する。
第15回:まとめと評価
 講義全体のまとめとともに学習の到達度について確認する。