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授業科目名 環境健康科学
時間割番号 LSC321
担当教員名 中尾 篤人/森石 恆司/齋藤 正夫/山縣 然太朗/喜多村 和郎/三枝 岳志/三宅 邦夫/横道 洋司
開講学期・曜日・時限 後期・月・II 単位数 2
<対象学生>
生命工学科、地域食物科学科、環境科学科
<授業の目的および概要>
環境因子や食事が人の健康に及ぼす影響を解説する。
<到達目標>
環境と健康の関係に関する概念、用語が説明できること。基本的用語の英語を挙げられること。
生体機能に関し概略を説明できること。
正常人体機能が障害を受けた時の臨床症状を推論できること。
主要な研究方法の概略を説明できること。
環境と健康の関係について単に現象の羅列として覚えるのではなく、現象の下に隠れているメカニズムを常に考え、理解する態度を修得すること。
人を対象とした研究の手法と倫理的側面を理解すること。
<授業の方法>
授業実施形態については各教員が状況に応じて判断し決定するので、随時掲示板を参照のこと。適宜、講義の内容を纏めたプリントを配布する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 90  %総括評価の際に提出されたレポートを評価する。 
2受講態度 10  %授業への積極的参加を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
参考図書:
「基礎から学ぶたのしい疫学」(中村好一著 医学書院)ISBN 9784260016698
「分子細胞免疫学 原著第9版」(Abul K. Abbas著 中尾篤人翻訳 エルゼビア・ジャパン株式会社)ISBN 9784860349172
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 小澤瀞司, 福田康一郎総編集 ; 本間研一, 大森治紀, 大橋俊夫編集, 標準生理学 第7版, 医学書院, ISBN:9784260003018,
    (2009年出版 Standard textbook)

  2. Thao Doan [ほか著] ; 矢田純一, 高橋秀実監訳 ; 東みゆき [ほか訳], イラストレイテッド免疫学, 丸善, ISBN:9784621080245,
    (2009年出版 リッピンコットシリーズ)

  3. ロバート・L. ナスバウム, ロデリック・R. マキネス, ハンチントン・F. ウィラード著 ; 福嶋義光監訳, トンプソン&トンプソン遺伝医学, メディカル・サイエンス・インターナショナル, ISBN:9784895926003,
    (2009年出版)

  4. 本田武司編, はじめの一歩のイラスト感染症・微生物学 : はじめて学ぶ人のための目で見る教科書, 羊土社, ISBN:9784758120234,
    (2011年出版)

  5. James D. Watson [ほか] 著 ; 滋賀陽子 [ほか] 訳, ワトソン遺伝子の分子生物学 第7版, 東京電機大学出版局, ISBN:9784501630300,
    (2017年出版)
<授業計画の概要>
令和 3年
10月 4日(月)外部環境温度と体温調節   三枝岳志講師(統合生理学)
10月11日(月)摂食調節と肥満       三枝岳志講師(統合生理学)
10月18日(月)環境因子と免疫1      中村勇規准教授(免疫学)
10月25日(月)環境因子と免疫2      中村勇規准教授(免疫学)
11月 1日(月)新興再興感染症       森石恆司教授(微生物学)
11月 8日(月)食品/水媒介感染症     森石恆司教授(微生物学)
11月15日(月)環境化学物質と遺伝子異常  齋藤正夫教授(生物化学)
11月22日(月)遺伝子異常と癌化      齋藤正夫教授(生物化学)
11月29日(月)脳と環境の相互作用     喜多村和郎教授(神経生理学)
12月 6日(月)環境と脳の機能発達     喜多村和郎教授(神経生理学)
12月13日(月)環境要因と遺伝子機能    三宅邦夫准教授(社会医学)
12月20日(月)成人病の胎生期発症  三宅邦夫准教授(社会医学)

令和 4年
1月17日(月)疫学研究序説        横道洋司准教授(社会医学)
1月24日(月)環境と子どもの健康     山縣然太朗教授(社会医学)
1月31日(月)総括評価(まとめ)