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授業科目名 | 食品衛生学 | ||||||||||||||
時間割番号 | LFS326 | ||||||||||||||
担当教員名 | 中澤 智子/久本 雅嗣 | ||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 後期・水・II | 単位数 | 2 | ||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||
生命環境学部生命工学科・地域食物科学科 | |||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||
食品衛生の目的と意義、知識を習得することを目的とし、飲食物によって起こる様々な健康被害を防止し、安全な食品を確保するための、食品に関連する細菌性食中毒、化学性食中毒、寄生虫及び自然毒による食中毒、食品添加物、残留農薬、発がん性物質、汚染物質等について学ぶ。 食品衛生行政および食品衛生関連法規を理解すると共に、食品衛生対策やHACCPなど衛生管理について必要な知識を身につけることを目標とする。 |
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<到達目標> | |||||||||||||||
1.食品衛生行政の概要が理解できる。 2.食品中に含まれる健康危害因子の種類や特徴、起因する症状および健康被害を防止する方法などの基礎的事項を説明できる。また、必要な予防対策ついて理解し説明できる。 3.HACCPによる食品の衛生管理を理解し、その手法を説明することができる。 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||
「ライブ型」 スライド等を使用し、オンライン会議システムによるライブ授業を配信する。 但し、対面授業の実施が可能と判断される状況の場合、新型コロナウイルス感染防止対策を実施した上で行う場合がある。 対面授業を実施する場合の新型コロナウイルス感染防止対策 ・マスクの着用 ・学生間の距離を1m以上離す ・定期的に窓を開け換気を行う ・授業前後の手指消毒 |
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<成績評価の方法> | |||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||
日頃から食中毒等食品衛生に関わるマスコミ報道や新聞記事に留意し、関心をもって目を通すようにしておいてください。また、日常的に食べる食品の表示内容等については、当事者意識をもって見る習慣をつけてください。 予習・復習について、毎回2時間を目安に、授業内容の事前の熟読と復習に充てるようにしてください。 |
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<テキスト> | |||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||
1.食品衛生の意義と食品衛生法および食品衛生行政 2.食品衛生に関連する微生物の基礎 3.食品の変質とその防止 4.食中毒1 概要、分類と発生状況 5.食中毒2 細菌性食中毒(感染型) 6.食中毒3 細菌性食中毒(毒素型) 7.食中毒4 ウイルス性食中毒及び寄生虫食中毒 8.食中毒5 自然毒食中毒 9.食品中の汚染物質1 10.食品中の汚染物質2 11.水の衛生 12.食品添加物1 13.食品添加物2 14.食品衛生管理1 15.食品衛生管理2 HACCP |
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<実務経験のある教員による授業科目の概要> | |||||||||||||||
検査機関における食品業者からの製品検査及び検査結果の説明、食品製造工場の視察と改善提案などの業務経験を基に、食品の規格基準の設定内容・根拠、食材等の衛生規範、化学物質による食品汚染の実態と食品添加物の法規制、安全性を評価した基準値設定等の概要及び製造環境等のリスクについて概説する。また、食品等事業者の衛生教育や指導・助言に携わった経験を踏まえ、食を取り巻く法規制と問題点を学習して食品の正しい取扱い方法及び実践的な衛生管理手法と対策について概説する。 |